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ついぽろっと言ってしまった...
心なしか気不味い雰囲気になる。コーヒーも美味しいはずなのに何だか味がわからないくらい。
こういう時って何をどう言ったら良いん？
向かいに座っているAちゃんは顔を隠しているけれど耳まで赤くなっているし、めめは俺とAちゃんを交互に見てニヤニヤしている。
でも事実は事実やもん。しゃーないわ。可愛いのがいかんのよ。
「ま、可愛いとか言われるのに弱いもんな？」
なんてめめが両頬を包んで声を掛けてる。
そんな事ないなんてAちゃん、目を逸らしながら言っているけれど。
...ただのカップルやないかーーい！
なにこれ？大ちゃんのとこだってそんなん人前でやらんよ？めめを一生許さん。
「あ、そろそろ集合時間ですよっ」
あ、5分前やん。そろそろ行かんと。
めめはもう荷物をまとめて俺の鞄まで持ってるし、Aちゃんももうジャケットも着ていて、あとは俺が準備整えるだけ。
俺たちの分のカップまで下げてくれていた。
「ありがとぉね」
「いえいえ、このくらいやらないと...」
...また今日もダメやったわぁ。
と思ったけど、髪をかけた耳はまだ真っ赤で少しだけ嬉しい。
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餅(プロフ) - まり姉さん» ご指摘ありがとうございます。ただ今修正いたしました。 (2021年7月21日 20時) (
レス) id: ac9400bdb5 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 実在する人物が登場する場合、オリジナル作品ではないですよ (2021年7月21日 20時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：那須館 | 作成日時：2021年7月21日 17時
