気付かれてた ページ6
｢どうだった！？｣
お昼休み、いつも和と食べているお弁当
今日はなぜか智くんがついて行くって聞かなくて、3人で一緒に食べている
(大野さんはいらないんですけど by和)
｢いや、どうだったって言われても…｣
｢野郎は皆目がハートだったぞ｣
｢ちょ、智くん、｣
｢へぇ〜！それはあんたも含めて？｣
｢は！？ちげーしっ｣
智くんが珍しく慌てている
｢誰？とか言われたけど皆そんなに変わらなかったよ？｣
(俺のことはスルーかよ by智)
｢出ましたよ、大野さん。翔の鈍感劇場｣ｺｿｯ
｢ほんとだよな、普通なわけねぇじゃん｣ｺｿｯ
｢ん？なに？｣
｢いや？それより本番はこれからだからね｣
｢え？｣
和が声を潜める
｢相葉さんがどう反応するかがいちばんのポイントだからね｣
｢なっ、何言ってんの！智くんの前でっ｣
私は慌てて、お弁当をひっくり返しそうになった
｢…大野さんだってとーっくに気づいてるよ？｣
｢え、｣
｢ねぇ、大野さん｣
和の言葉に私は智くんの方を見る
｢…まぁ、｣
｢え、｣
ガチで言ってるの？
｢そりゃ、鳥山さんも気づいたんだから、幼馴染みの大野さんが気づかないわけがないでしょ｣
｢た、確かに｣
言われてみたらそうだ…
…っていうか、
｢私ってそんなに顔に出てる？｣
ふと疑問に思ったことを2人に聞いてみると、
｢｢うん、分かりやすすぎ｣｣
｢マジか��(゜△゜;)｣
見事に2人揃って同じことを言った
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作者名：秋 | 作成日時：2018年5月12日 16時
