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そう言えばもうひとつ謎なことがあった。
あのバレンタインから1ヶ月後のホワイトデー。
ジス先輩は、もらったチョコのお礼に
ちゃんと女の子達にお返しを渡していた。
実際私も奪い取られた側だけど
そのお返しを心待ちにしていた。
なのに休み時間には
待てど暮らせどジス先輩は来ない。
思い切ってジス先輩の教室へと向かった。
｢ジス先輩｣
JS｢また来たの？君も暇だね｣
｢…はい｣
いつもはうるさいのに
元気の無い私に驚くジス先輩
JS｢なに？お腹減ったの？｣
｢…別に、何も無いです｣
JS｢熱でもあるの？｣
あ、これきっと私には無いやつだ。
きっとチョコは、数を競ってたんだろうな
私の分は食べずに捨てたか、相当まずかったか
そんなことを思って泣きそうになって
ジス先輩の前を去ろうとした時だった
JS｢まって｣
腕をぐっと掴まれた。
JS｢体調悪いなら保健室くらい連れてくけど｣
｢え？｣
JS｢いくよ｣
ジス先輩に手を引かれながら
保健室まで歩いた。
椅子に座らせられて
先生がいない保健室にジス先輩と二人きり。
｢わ、私大丈夫なんで、、｣
JS｢ありがとう、チョコ｣
｢え？｣
JS｢きみのが1番美味しかったよ｣
｢え？え？｣
JS｢ちゃんとお返ししなきゃなのに、何が好きか分かんなくて何も用意できてなくてごめん｣
全く状況が掴めない。
JS｢ごめんね｣
｢ジス先輩…｣
JS｢ん？｣
｢私が好きなのはジス先輩です…｣
JS｢知ってるよそんなの｣
ニコッと笑ったジス先輩にときめきが止まらなくなった。ジス先輩ってもしかしてハンター？
でも少し不器用なジス先輩にときめいたりもした。
この時からもう私はく抜け出せないと気づいてた。
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WHITE(プロフ) - 沙羅さん» ありがとうございます！；；；；そう言っていただけて嬉しいです！ (2018年4月3日 21時) (
レス) id: 2cd888ee96 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - コメント失礼します！良かったです。ほんとにギュンギュンしました…ごちそうさまでした〜^ ^ (2018年4月3日 10時) (レス) id: e209204b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：WHITE
| 作成日時：2018年3月17日 15時
