誰か、私をこのイジワル兄達から救ってください… (ページ6)

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トイレの花子さん⑤ ページ6

(夢主)

花「ふ～...やれやれ」ｺﾞｿｺﾞｿ

花「はい」

何これ...メッセージカード？

寧「？メッセージカード？

(なんで持ってるんだろ...)」

花「ヤシロが作ったものをセンパイに贈る

名付けてプレゼント大作戦～～～!!」

...そういうことか。

寧「でも前もそれで...」

『同じになるかはやってみなきゃ分かんないじゃん...？』

花「そーそー。どーせ大して接点もないんだろうし

せっかくなら活かしたいじゃん。今までに頑張ったんだから」

「『花子さん...』」

寧「わかった！私頑張ってみる！」

寧「(でも告白はちょっと急すぎる気がするし...)

こないだ筆箱拾ってもらったお礼でも書いておこう」

花「そういえばヤシロは何作ってるの？」

寧「あれ」

あれって......

「『まあいっか...』」

*.:･.｡**.:･.｡**.:･.｡**.:･.｡**.:･.｡**.:･.｡**.:･.｡**.:･.｡**.:･.｡**.:･.｡**
〝翌日〟

「源！」

源「おはよ。なんかあったの？」

「やべーんだよ、見ろあれ！

お前の机に...夏野菜が!!!

狐でも助けた？」

源「いや...」

あちゃ～...

寧「珍事件になっちゃった...」

『アレはアレで意外性があって良かったと思うけど...(笑)』

寧「A～...笑わないでよ...！良くないし!!」

『まあ、恩返しと思われてる時点で良くないよね...(笑)』

寧「そりゃ私のメッセージも悪かったけど...」

花「大根の恩返し...(ﾎﾞｿｯ)」

大根の恩返しwww

寧「わああ!!わあああああん!!!」

『ちょ、寧々ちゃんっ...』

寧「もうイヤ...園芸なんて辞める...」

花「まーまーそー焦らず

他にも特技はあるんだし、切り替えてこ」

そうは言ったものの...この後の作戦は全部失敗してしまった...