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知念side
早紀がひどいことを言った直後、伊野ちゃんが
すごい顔で怒鳴った。ここはカフェだというの
に…
伊野尾「お前らホントに最低な犯罪者だな。」
早&仁「はぁー?私たちが犯罪者?犯罪者は清
華でしょ?笑」
伊野尾「あんたらもこの子の作戦に賛成して協
力した。それだけで既に犯罪者だ。俺ら警察だ
って仲間と協力し合って事件を解決している。
誰かのミスをみんながカバーする。俺は一番新
しく入ってきたけどここのみんなの絆は本物だ
ってことくらい俺にもわかる。犯罪者に絆をも
てなんてバカバカしいことは言わねー。けど
さ、犯罪をしてる時点で最低なのに仲間割れと
か人間としても最低だ。せめて、犯罪者の絆っ
てもんくらい見せろよ?如月清華に謝れ。」
伊野ちゃんの口調はいつもみたいにふわふわし
てるものではなく意志を持った声だった。
早&仁「ごめんなさい。清華ごめん。うちらの
罪を償うから一緒に償って今度はちゃんとした
ところで友達になろう?」
知念「だってさ。踏み出してみれば?君はまだ
学生なんだし、まだまだやり直せるよ。実際僕
もそうだもん。」
清華「うん。知念くん、伊野尾くん、ありがと
う。罪をしっかり償えば私もあなた達みたいな
警察になれるかな?」
知&伊「なれるはずだよ!」
あの後、圭人にあの3人を任せ、伊野ちゃんと
ぶらぶら散歩しながらJUMPの部屋に戻る。伊
野ちゃんの言葉に感動したことは口が裂けても
絶対に言わない!
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作者名:りんごっち | 作成日時:2016年12月4日 23時