File.2 ページ39
伊野尾side
知念の方を見てみるとやっぱり戸惑いがあっ
て、キョロキョロしていた。俺は知念の目をジ
ッと見つめ、知念の気持ちが整うまで待ってい
た。
実際はそんなに長くないけど、何分も見つめ合
っていたかのように感じて、知念が小さく頷い
たの見て俺は口を開いた
伊野尾「如月清華。悪いが署まで一緒に来ても
らう。」
清華「は?何言ってんの?笑警察ごっこ??」
知念「違うよ…僕たちは女の子でもなければ、
君の仲間でもない。ごめん。けど、君には罪を
償ってちゃんとした人生を送ってほしいの。」
早紀「やっぱりね。んじゃ、清華。うちらはパ
スで。もう今後関わらないで?あ、警察さん。
私たち別にこーゆーの計画してないんで、帰る
ねー。仁美行くよ。」
清華「え?何言ってんの?笑友達でしょ?」
仁美「早紀待って〜!あーあ。清華どんまーい
笑私たち友達になった想いないんだけど?笑や
めてくれる?犯罪者と友達になんかなりたくな
ーい!」
圭人「ちょっと待って。君たちも共犯だから、
帰らせるわけには行かないよ?」
早&仁「え。ご、ごめんなさい!」
清華「やめて!やめてよ!なんで…なんで!み
んな私を裏切るの?やめてよっ!!はぁっはぁ
っ!あんた達もサイッテーよ!」
パニックを起こしている。知念が駆け寄って声
をかける。一応、知念は医師免許持ってるし、
心のケアをするのも上手いんだよね。
知念「ごめん。裏切ってごめん。でも、ちゃん
と罪は償って?」
すると、圭人に捕まった早紀という子が口を開
いた。
早紀「警察さん?笑この人に何言っても無駄だ
よー?パニクってるし笑ただの障害者〜笑」
俺の中で何かが切れた気がした。
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作者名:りんごっち | 作成日時:2016年12月4日 23時