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伊野尾side
昨日の会議で作戦が決まった。待ち合わせは午
後だから、午前の間はあの子の事について調べ
てる。もちろん裕翔も一緒。
ん?気になる記事があったから裕翔に見せてみ
た。
伊野尾「ねぇ。これってもしかしたら原因にな
ったりしてないかな?」
裕翔「あ〜。有り得るかもね〜。今の女子高生
は複雑だしね。薮くんたちを呼んですぐ会議開
こっ!」
伊野尾「そうだね!」
薮「如月清華の事について何かわかったんだっ
て?」
伊野尾「うん。如月清華は…1年前にあったわ
いせつ事件の被害者です。友達に裏切られて、
知らないおじさんに売られたっぽいね。だか
ら、あえて自分から痴漢されに行き、友達への
復讐という気持ちでやってるんだろうね。」
知念「やっぱり、なんかあったんだね。ねぇ。
伊野ちゃん。僕らが警察だって言ったらショッ
ク受けるかな?だってさ…。僕たちが裏切って
ることになるんだよ?せっかく心を開いてくれ
たのに…」
伊野尾「ショックは…受けちゃうかもね。で
も、俺言ったよね?知念だって捕まって怒れて
反省してここまで来れたんでしょ?岡田准一さ
んっていう人もきっと知念の事を怒ったでし
ょ?あの子が強いなら立ち直れるはず。知念?
辛いのかも知らないけどさ、俺たちは警察だ。
頑張ろ?俺がついてるからさ。」
知念「うん!ありがと。」
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作者名:りんごっち | 作成日時:2016年12月4日 23時