File.1 ページ24
圭人side
知念が駆け寄ろうとした時、突然ナイフを取り
出した。俺は動こうとしたけど、動けなかっ
た…みんなもそうだった。1人を除いて…
伊野尾「だめ!(バッ!)」
っ!!伊野ちゃんが犯人を押し倒して、なんと
かナイフを離させた。だけど…伊野ちゃんのジ
ャージに赤色がじわじわと浮かんでくる。
光「伊野ちゃん!!」
岩野「あ、あんたのせいだからっ!私は悪くな
い、私は悪くない。」
犯人は混乱してた。そして…伊野ちゃんは、深
くではないが、お腹辺りを刺された。それで
も、話を続けた。
伊野尾「辛かったです、よね?っ。はぁは
ぁ。(ぎゅ)」
呼吸がうまくできないのか、途切れ途切れで話
を進めた。
伊野尾「大丈夫、です。やり直し、ましょう。
死んだら終わりですよ?っ。」
岩野「グスッ!ご、ごめんなさい。」
薮「確保!」
高木「銃刀法違反および、傷害罪で現行犯
逮捕します。(ガチャッ)」
みんなはすぐ、伊野ちゃんのところに駆け寄っ
た。
山田「伊野ちゃん!!大丈夫?!知念!止血し
て!」
知念「うん!」
伊野尾「ご、めんね、迷、惑かけ、ちゃって…
はぁはぁ(バタッ)」
圭人「伊野ちゃん!ねぇ!」
大貴「伊野ちゃん!きゅ、救急車!」
知念「みんな落ち着いて!一応、止血はした。
多分、貧血で倒れたんじゃない?命に別状はな
いから、安心して。」
こんな時でも、冷静な知念がすごく大人に見え
た。
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作者名:りんごっち | 作成日時:2016年12月4日 23時