No.85 給仕の仕事 ページ38
『本日より指導を担当することになったA。よろしくね。』
衛兵
「「よろしくお願いします！」」
返事をしたのは数人…やっぱ……荒れてるのかな…
「お前みたいなガキが俺らに教えるだって？
笑わせるな！俺らはそんな弱くねぇよ！」
………………
『アキラ……帰っていい…？』
「おいおい、まってって！
俺1人でできるわけないだろ！
おいー！Aー戻ってこいー！」
アキラを置いて、歩き出しちゃったわけ。
やることもないし…ふらふらってしてたら
給仕の人に話しかけられた
「貴方どうしたの？」
『え。えーと……』
「もしかして、仕事探してるの？」
海兵の服着ていなかったからか、
仕事を探しているように見えたらしい…
こんな所で仕事探す人なんていないと思うけど。
まぁ…暇だし、戻るつもりもないので
少し悩みつつも…小さく頷いた。
「そうだったのね！私はギャサリン！
ここで給仕をやってるわ！ついてきて！」
『ありがとう。ギャサリン！
私はAよろしくね！』
―――――――
ギャサリンに案内されて
ここは多分食堂的な所だと思う
「A！貴方料理できる？」
『んー…少しならできるよ。』
よく自分でご飯作っていたし、多少はできるかな。
「そう！じゃあ洗濯が終わったら
お願いしてもいいかしら。」
『勿論なんでも言って、できることならやるよ』
「頼もしいわね！じゃあ行きましょうか！」
洗濯の仕方とか諸々を教わって仕事に取り掛かった
こういう仕事も面白いなーなんて思いながら
やっていたらすぐに終わってしまった
「あら！Aは覚えが早いのね！私はこれをやってから行くから、Aは先に食堂に行っててもらえる？その後のことは料理長が指示してくれると思うわ」
『ありがとうギャサリン！』
食堂に行けば、料理長が色々と指示してくれるのでそれに合わせて料理を作ったりお皿を洗ったりしていた
衛兵達が訓練を終えて入ってきたよう
食堂が一気に騒がしくなった
それに比例して私達の仕事もより一層忙しくなった
「Aちゃんこっちお願い！」
『了解です！料理長！』
「あっちもお願いね！」
バタバタと騒がしさが頂点に達した時
突然食堂に入ってきた人物によって
その場がシーンと静まりかえった
ここに居ても全然不思議じゃない…でもこんなにすぐに会えるとは思っていなかった
『え…あれって…』
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海軍 - まさか天竜人の服装になってしまうとは😲クザンがそれを見たときどんな反応するか楽しみです。続き読めるのを待っています (3月10日 7時) (
レス) @page26 id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - チャルロル聖の妹の部屋に呼ばれてどうなるのか？続き読めるのを待っています。 (3月3日 15時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
六島 - 話の作り方上手すぎ…続き楽しみに待ってます！ (12月25日 15時) (レス) @page13 id: a61bed93e7 (このIDを非表示/違反報告)
六島 - めっちゃ面白いです！ (12月14日 17時) (レス) @page12 id: a61bed93e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛空 | 作成日時：2023年11月25日 8時
