No.81 風々の実の能力者 ページ34
日光が顔に当たり目を覚ます
ふと横を見るとクザンも寝ていた
そしてクザンの抱き枕になっていた
『クザンー起きてー仕事しないと怒られるよ！』
「…ん、後少し……3時間だけ…」
といいながら手に力が入る
『そんな待てないー!クザンのせいで動けないし
早く起きてよー！』
数十分の戦いの末
なんとかクザンを起こす事に成功した！
「もうーAちゃん早すぎじゃない？
俺後2時間くらい寝たかったのにな…」
『寝すぎだよ。というか仕事大丈夫なの？』
「あーそれについては大丈夫。
それより俺らセンゴクさんに呼ばれてんだよね」
センゴクさんに…？
……心当たりがあり過ぎでどれのことだか…
『わかった、じゃ早く行こ。』
多分怒られる内容だろうし
更に怒らすような事をしたくない
「いや、センゴクさんにAちゃんが
治ってからでいいって言われたんだけど！」
『もう治ったから本当に大丈夫だから。行こう』
…もっとAちゃんと居たかったのにな
クザンが小さな声で呟いた
『早く行くよー』
「はいはい。無理はしないようにねー」
ﾄﾝﾄﾝｯ
「失礼します」
『失礼します…』
「Aか。
起きてそうそう呼び出して済まないな。」
『大丈夫です。もう元気ですので』
「そうか。ではマリージョアでの件についてだが…まぁいつものことだ。特に咎めたりはしないがそのことで気になる事をクザンから聞いてな。事実確認の為にお前を呼んだわけだ」
やっぱりな。そうすると思ってたよ
となると多分能力のことを聞かれるかな
まぁいい機会なのかもしれないね
『そういうことだったら、クザンの言ったことは全て事実だよ。何を聞いたのかは知りませんが。』
「そうか…ということはお前は能力者で
あることに間違い無いのだな？」
『はい。』
クザンはこちらを見て少し驚いたような
でもわかっていたような表情をしていた
「ではもう1つ聞くが何の実の能力者なんだ？
そしていつ食べた？」
『私は…風々の実の能力者。
海軍に来たばかりの頃…町の人にもらった』
……もう全く覚えてない…遠い昔に食べた
私には食べた記憶すらないでも
悪魔の実を食べたこと
誰にも言っちゃ駄目だって事はわかった
お母さんとお父さんが教えてくれたんだ
昔はずっとそう思ってた
でも本当はそんな夢みたいな話ないって
ただの夢だって…わかってるはずなのに……
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海軍 - まさか天竜人の服装になってしまうとは😲クザンがそれを見たときどんな反応するか楽しみです。続き読めるのを待っています (3月10日 7時) (
レス) @page26 id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - チャルロル聖の妹の部屋に呼ばれてどうなるのか？続き読めるのを待っています。 (3月3日 15時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
六島 - 話の作り方上手すぎ…続き楽しみに待ってます！ (12月25日 15時) (レス) @page13 id: a61bed93e7 (このIDを非表示/違反報告)
六島 - めっちゃ面白いです！ (12月14日 17時) (レス) @page12 id: a61bed93e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛空 | 作成日時：2023年11月25日 8時
