No.76 海軍大将の冷気使い ページ29
あたりが凍っていく
ここは暗すぎる為、視力は当てにならない
覇気で気配を読み取る必要がある
…プルプルと足が震えている
なに…別に怖いからじゃない武者震いってやつだよ
初めはクザンが仕掛けてきた
力強く地面を蹴り
一気に私の間合いに入ってくる
直接凍らせるのが目的か…それとも様子見……？
風の能力を使って素早く後ろへ下がる
危ない…
少しでも遅かったら凍るところだった
「あらら…もしかして結構手慣れ？参ったなー。
あんまり騒ぎにはしたくないんだけど。」
クザンは棚に置いてあった物を
凍らせてそれを手に持つ
後ろに後退しつつ避ける
がその軌道を読まれて一撃食らってしまった
『………、』
咄嗟にクザンを見た
そういえば…私武器シャルリア宮の部屋に置いてきちゃったな。小さい護身用短剣ならあるけど…
大将相手に武器なしって…
私でも無理なんだろうなってわかるよ
とはいえ…私一撃受けちゃったし…バレたらさ
クザン傷つけちゃうよね…
よし逃げよー
この程度の怪我ならなんとかなるし
風で辺りにある物をクザンの方へ飛ばし
それに紛らわせて短剣を投げる
それを避けているうちに奥へと逃げた
気配を極限まで消してね
―――――
「あらら…」
攻撃を外した事で床が凍る
ソイツはプルプルと震えている様に俺には見えた
「こんな所で何企んでるのか知らねェけど
これも俺の仕事だからさー
………大人しく投降してくれない？」
説得しようにもソイツは一言も喋らない。
まぁ大人しく捕まるとは思ってないけど
「まぁ大人しく捕まるとは思ってなかったけど
あんまり俺めんどくさいこと
やりたくないんだけどさ。やっぱりやる？」
結局何も喋らなかったけど、
構えたからやはりやる気のようだ
顔は隠れていれ見えないが…
確かにその瞳はこちらを向いた
間合いつめて直接凍らせれば…
いや凍らすことができればだな。
予想通り間合いをつめたものの
ギリギリのところで避けられてしまった
「あらら…もしかして結構手慣れ？参ったなー。
あんまり騒ぎにはしたくないんだけど。」
近くの装飾品を凍らせ手に持つ
何度攻撃しても避けられる
ソイツは段々と後退しているようだ
一撃…ソイツに入った
その隙をと思い攻撃を仕掛けた、いや正確には仕掛けようとしただがそれは叶わなかった
何故ならソイツが…………………………
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海軍 - まさか天竜人の服装になってしまうとは😲クザンがそれを見たときどんな反応するか楽しみです。続き読めるのを待っています (3月10日 7時) (
レス) @page26 id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - チャルロル聖の妹の部屋に呼ばれてどうなるのか？続き読めるのを待っています。 (3月3日 15時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
六島 - 話の作り方上手すぎ…続き楽しみに待ってます！ (12月25日 15時) (レス) @page13 id: a61bed93e7 (このIDを非表示/違反報告)
六島 - めっちゃ面白いです！ (12月14日 17時) (レス) @page12 id: a61bed93e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛空 | 作成日時：2023年11月25日 8時
