No.65 勉強するだけの時間 ページ18
『アンナも頑張ってるみたいだね！』
「勿論！Aもしっかり頑張りなよ！"隊長"なんてそう簡単にはなれないんだからね！」
……………。
『………………肝に銘じておくよ』
その後もアンナと雑談をしていた
そんな時ふと思った、そういえば…アンナがいるから長居するのは良くないか…もう遅いかもけど
面倒事には巻き込みたくないし
『じゃあまたね今度は休みのときにでも話そ！』
「そうだね！またねーA！」
そうして訓練場を後にした
思ったよりも仕掛けてこない糸
……やる事……あ、勉強でもしようかな
最近できてなかったし、資料室や図書室の辺りは人通りが少ないから丁度いい
そう考えてたAは図書室ヘと向かったのだった
そういえば来る途中で気づいたんだけど
糸がいなくなってる
……諦めてくれたのか
いやドフラミンゴが諦めるとは考え難い
まァ…そんな事は置いておこう
勉強だ、勉強！さて何からやろうかな
―――数時間後―――
日が傾き…段々と暗くなってきた
そんな時コツコツと足音が段々と近づいてくる
私はそれに注意しながら
ドアが開けられるのを待った
ガチャｯ
ギィー
「あらら…Aちゃんこんなところにいたのね。
あんま、勉強し過ぎるのも良くないよ」
そこにいたのはクザンだった
『クザン、特にやる事なかったから
それにそこまで長い間やってないよ？』
「あらら……じゃあその山はなによ。」
あたりにはズラリと重ねられた本や資料等
自分でもこれを見て驚いた
集中し過ぎて気づかなかったようだ
「(Aちゃん…此れは重症だな。)」
出した本やら資料やらをしまうのに少し時間が掛かってしまった。クザンが手伝ってくれたから1人でやるよりは早く終わった！
『んーありがと。』
「ん、じゃ俺はこれから仕事があるから
勉強は程々にしなさいよ」
『……………………クザンの口から仕事って
言葉が出るとは思わなかったよ』
「失礼な。俺も仕事くらいするっての」
『仕事頑張ってね、クザン』
「(久々のAちゃんのデレだ。)」
『(何考えてるんだか……)』
……気を張ってた意味なかった
態々図書室来たのにな…
無駄に疲れたし部屋に帰って夕食でも作ろ……
結局何も起こらず、ただ勉強するだけの時間を過ごして図書室を後にしたAだった
No.66 此処って…私の部屋？→←No.64 二等兵が訓練場
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海軍 - まさか天竜人の服装になってしまうとは😲クザンがそれを見たときどんな反応するか楽しみです。続き読めるのを待っています (3月10日 7時) (
レス) @page26 id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - チャルロル聖の妹の部屋に呼ばれてどうなるのか？続き読めるのを待っています。 (3月3日 15時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
六島 - 話の作り方上手すぎ…続き楽しみに待ってます！ (12月25日 15時) (レス) @page13 id: a61bed93e7 (このIDを非表示/違反報告)
六島 - めっちゃ面白いです！ (12月14日 17時) (レス) @page12 id: a61bed93e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛空 | 作成日時：2023年11月25日 8時
