4*甘々注意 ページ45
*甘いの苦手な人は前話で終わりです。
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上から甘いキスの雨。
優しく撫でられた頭。
耳をゆるりと触れられる。
熱い舌が絡まる。
月明かりに照らされた熱を帯びた蒼。
筋肉のついた分厚い胸筋。
中でバラバラと動かされる指に快感が走る。
奥の壁を撫でられて跳ねる身体。
不規則なリズムで快感が襲う。
口から漏れる吐息。
不意に胸元に暖かな感触。
直後に痛みが走る。
胸元から顔を上げた中原は満足気な顔で胸の先を指で弾く。
首に腕を回し、引き寄せれば暗がりでもわかるほど顔を赤く染め、キスをする。
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ゆっくりと質量のある熱が中に入る。
先程までとは桁違いに奥が疼く。
くるりと回すように惜しみなく中を擦られる。
起きて向き合うように座れば奥まで届く熱。
余裕のない顔に唇を落とし筋肉質の胸元を指でなぞる。
さらに大きくなったソレが波打つのが中でも感じられる。
奥がきゅううっと縮む。欲しい。もっと。
指を絡め取られ、動きが激しくなる。
甘い音を立てながら快楽に溺れる。
名前が呼ばれた。甘く掠れた声だ。
とろとろに甘く溶かされ痙攣する身体。
白くなった脳裏に甘く囁かれ、奥にどくりと欲を吐き出された。
それでも締め付け続ける中。
彼の匂いに包まれた。
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中原は目を開ける。
横にはまだ眠るAの姿が。
ふ、と頬が緩む。
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昨日の記憶が蘇る。
自分の匂いを纏う彼女の甘く掠れた声。
惚けた瞳。
柔らかな身体にねっとりと絡みつく奥。
(ーーーあぁもうほンとに)
今まで抱いてきた女とは全く違う。
五感全てで彼女を感じ、気持ちが高ぶった。
心底幸せな心地だ。
柔らかな陽の光が部屋に差し込む。
鳥の鳴き声に微睡みながらゆるりとAの頬を撫で、中原はもう一度眠りに落ちた。
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幸福に満ち溢れた朝のこと。
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.FIN
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北窓(プロフ) - 麦茶さん» 返信遅くなって申し訳ありません。ありがとうございます!!!! (2021年1月27日 17時) (レス) id: 5a0c901b45 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶 - セリフの1つ1つがすっごい心に響きます。頑張って下さい! 応援してます。 (2020年9月6日 10時) (レス) id: ccb520a109 (このIDを非表示/違反報告)
北窓(プロフ) - 有難うございます!楽しんでいただければと思います! (2020年7月10日 9時) (レス) id: 5a0c901b45 (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ(プロフ) - 2章でも頑張ってください。応援してます! (2020年7月4日 6時) (レス) id: 4b8fca2053 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:北窓 | 作成日時:2020年7月4日 0時