16話 ページ17
警備区域を50周、素振り3000にスクワット、腹筋、腕立て、体幹 ect…40セット
ただ純粋な体力向上メニューをこなし、汗を流した後休む。
「あー相澤殿から電話あったんだったわ。
学校に来いって何事だろう。」
そう言いながら重たい体を起こした。
「相澤殿ー。相澤殿ー。
参上しましたー。三ノ宮Aです。」
「お前どうした。すっげぇ疲れた顔してんのな。」
窶れた様子のAを見てゾッとする相澤。
「痴女と鼠に捕まった。」
酷い言いようである。
「あー其れはお疲れさん。」
「して、今日はどの様な御用件で御座りませう。」
「…お前、相当疲れてんな。
口調おかしなことになってんぞ。
まぁ、いいか。
お前、髪の毛今バラバラだろう。
爆豪がお前の髪の毛揃えてやるって。」
「え、其れ、私の頭縮毛かかるどころか脳味噌撒き散らされるんじゃ無いですか？
そうなったらかき集めて拾ってくださいね。」
「何の話だ。安心しろ。猫の餌にしてやる。」
「謎にリアルな事言わないでくだせぇ。」
「ふざっけんじゃねぇ！！ンなことすっかよ！！
さっさと座れや此のクソビッチィ！！！！
髪の毛整えてやるってんだよ！！！」
目をギンギン傾けハサミを手に持ちながら怒鳴る爆豪。
「1番短けェのに合わせっから、肩ちょい下までになるぞ。」
そう言いながらシャキンシャキンと髪の毛を切っていく。
手際の良さに驚きながら、周りで見ている女子の話しを聞く。
「バクゴーにできないことないかなかって話になって」
「勉強出来る、
運動できる、
音楽出来る、
料理も美味い、
整理整頓得意、
緑谷曰く、裁縫も工芸も得意らしくて、
じゃあ何ができないんだって話になって」
「ケロ、透ちゃんが髪の毛アレンジは？って言ったのよ。」
「そうしたら、爆豪君、髪の毛も切れるって怒り出して」
「丁度相澤先生がいらっしゃって三ノ宮さんの髪を切る様おっしゃいましたの。」
「成る程。賢明な判断ですね、相澤殿。」
「あぁ。丁度お前、髪の毛バラバラだったし、面倒だから合理的に爆豪に切ってもらえってば良いじゃねぇかっておもった。」
「清々しいほど理にかなってるね。
頭がもげたらどうしてくれるのだい。」
「さっきからウッセエ！！！！
俺は失敗なんざしねぇ！！！
黙って切られてろ！！！」
「うん。じゃあ信頼するよ。
…アフロにしないでね。」
「シネ！！！」
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ゆきな(プロフ) - はえ〜…好き (2020年3月19日 3時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - 待って泣く泣くてかもう泣いちゃたー！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年3月15日 3時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - 随分遅れましたが続編おめでとうございまーす！！！！！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2020年3月14日 9時) (レス) id: 9d8d7fe98a (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - 帰れない！嘘、(゜゜;)とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年3月14日 0時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - 最初から最後まで、読みました！とても面白かったです( ≧∀≦)ノ後ランキング5位おめでとうございます！(* ´ ▽ ` *)ﾉ (2020年3月13日 10時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：北窓 | 作成日時：2020年3月12日 23時
