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6話 ページ8

相澤とAはしばらく話をしていた。


二人が至った結論は、彼女が居たのは過去なのか分からないが、取り敢えず未来だろう所に飛ばされたと言うことである。

そして、彼女が帰れるまで相澤の家で暮らす、鬼がこの先出たら彼女が斬りに行く、と言うことだ。


「全くもって知らないことだらけのようですが、よろしくお願いしますね。」

「あぁ。明日知人には話をするつもりですがいいですよね?」

「はい。」

最初は見ず知らずの殿方と共に暮らすなど、と同居を断っていたAであったが、話し出すうちに、分からないものが多すぎて一人で生きていくのは出来ないだろうと言う決断に至った。

事実、一人で暮らすなど無理であろう。
通りを通っているだけで、何故夜なのに明るいのか、通りのよく分からない物体(車やバイク)は何だ、歩いているものは人ではない、建物がこんなに高いなんて、
など、様々な事に疑問を持っていたのだから、一人で暮らすなんて言えたものではない。




「取り敢えず今日はもう遅いから風呂に入って寝ましょう。寝るのはそのベットを使ってください。
風呂は部屋を出て右に行った所にあります。」

家に着いた相澤は着替えとタオルを押し付けて早口でAを部屋から追い出す。


彼女が風呂のドアを開けただろう音を聞いてから相澤はソファに座り深いため息をついた。

(ーーーあぁ、一体どう言う事だ。不死身だと?しかも人を喰うなんて。他のヒーローにもしっかりと伝えておくべきだな。敵にこんな情報が入ったらまずいだろうし。)

明日からのことを考えると面倒ごとが増えたとまた溜息をつく。



直後お風呂場からの叫び声に頭を抱えたくなったのは言うまでもない。

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北窓(プロフ) - さやさん» そう言ってもらえると嬉しいです!読んで下さりありがとうございます! (2020年8月13日 10時) (レス) id: 5a0c901b45 (このIDを非表示/違反報告)
さや - え、やばめっちゃおもろい...戦闘シーンの書き方とか想像しやすくて好きです...楽しんで読ませていただいております...! (2020年8月7日 17時) (レス) id: 66bfdf92b1 (このIDを非表示/違反報告)
バカで変人な天才 - めっちゃ面白いです。更新がんばってください! (2020年3月12日 18時) (レス) id: 9900cccf42 (このIDを非表示/違反報告)
まんじゅうよもや - 瞬発的に高評価押してしまった (2020年3月12日 3時) (レス) id: eec7269bb9 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - めっちゃ面白いですね!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます (*´˘`*) (2020年3月10日 23時) (レス) id: 9d8d7fe98a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:北窓 | 作成日時:2020年3月6日 16時

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