4話 ページ6
貴方side
ーーー鬼にやられたのか。
目がさめると体が硬いものの上に寝かせてあるのを感じる。
ガンガンと痛む頭で考える。
見渡すとなんだかよく分からない場所にいる。
どうやら今は夕暮れのようだ。
太陽が沈みかけ、空が橙色に染まっている。
これは屋根の上か?
遠くにとても高そうな建物が見える。なんだ、あれは。
呼吸の切り替えによって消耗された体力の回復が出来てなくて、また意識が落ちていった。
再び目を覚ますと夜だった。
だいぶ体力は戻ったか、などと寝ぼけた頭で考えている時、すぐ近くに鬼の匂いがする。こちらに向かってきているな。
匂いからして強くない、呼吸無しでも頸を斬れるだろう。
起き上がって体勢を整える。
奥の男の人が叫んでいる。
「やぁ、今晩は。今夜は月が綺麗だねぇ。」
そういって鬼に向け笑いかけて頸を斬った。
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北窓(プロフ) - さやさん» そう言ってもらえると嬉しいです!読んで下さりありがとうございます! (2020年8月13日 10時) (レス) id: 5a0c901b45 (このIDを非表示/違反報告)
さや - え、やばめっちゃおもろい...戦闘シーンの書き方とか想像しやすくて好きです...楽しんで読ませていただいております...! (2020年8月7日 17時) (レス) id: 66bfdf92b1 (このIDを非表示/違反報告)
バカで変人な天才 - めっちゃ面白いです。更新がんばってください! (2020年3月12日 18時) (レス) id: 9900cccf42 (このIDを非表示/違反報告)
まんじゅうよもや - 瞬発的に高評価押してしまった (2020年3月12日 3時) (レス) id: eec7269bb9 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - めっちゃ面白いですね!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます (*´˘`*) (2020年3月10日 23時) (レス) id: 9d8d7fe98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:北窓 | 作成日時:2020年3月6日 16時