いや、帰らせて！？【鬼滅の刃×ヒロアカ】

38話 ページ40

ーーー風の呼吸 弐ノ型 爪々・科戸風


斬りかかると、氷で塞がれる。

そのまま熱せられ、空気が膨張しAは吹き飛ぶ。


ーーー雷の呼吸 肆ノ型 遠雷


瀬呂、峰田、飯田が戦闘不能になる。


ーーー水の呼吸 参ノ型 流流舞い


飛んでくる爆豪を受け流し距離を取る。
地面に降りると上から酸の雨。

横に避けると、こちらを見て笑っている男。
即座に上半身を捻ると目の前を電撃が走る。

(ーーー焼き鳥になる所だった。)

そのまま手をつき一回転。


ーーー雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃


上鳴が戦闘不能になる。
そのまま脚を意識しながら呼吸をし、芦戸に近づく。
蹴りかかる彼女の脚を引き、尾白の方へと投げる。
2人ともバランスを崩した所、木刀で打ち、気絶させる。

(ーー残るは3人。)


氷が連なって飛んでくる。

横に避けながら走ると、氷壁がいくつもできる。
背後から爆破の音。

「うん、待ってたよ。爆豪君。」

彼から丁度氷壁が邪魔をするように逃げる。
途端に襲う緑谷の黒鞭。


ーーー炎の呼吸 伍ノ型 炎虎

突然の温度差で空気が膨張し爆豪、緑谷が吹き飛ぶ。
そのすきに轟へと走る。


ーーー水の呼吸 拾ノ型 生生流転


轟が氷を飛ばしながら逃げるが龍に砕かれる。
炎で龍を燃すが、そのまま打ち付けられて気絶する。

「残念。この攻撃は一撃では終わらないのよ。」

そう言って残る緑谷と爆豪を迎えに行く。




(ーーーこの付近に2人の匂いがする。)

少し歩いた後、姿を消した2人を探す。

(ーーー探すの面倒くさいしいいか。)


ーーー雷の呼吸 淕ノ型 電轟雷轟


辺りの障害物が全て砕かれ更地となる。

掴まれ、引き寄せられる感覚。
その次の瞬間緑谷と爆豪が現れる。
緑谷の蹴り受け流し、後ろに回って木刀を叩きつける。
緑谷は間一髪横に避ける。
すかさず爆豪が爆破しにくる。
右手で爆破すると足で頭上を蹴る。
Aがしゃがむと、上から爆破する。

「けほっけほっ、」
爆破をくらい、咳が出る。
黒煙の中に緑谷が突っ込む。
刹那。


ーーー風の呼吸 淕ノ型 黒風烟嵐


黒い風が吹き、黒煙が晴れる。
緑谷戦闘不能。


爆豪が距離を取った瞬間。


ーーー風の呼吸 捌ノ型 初烈風斬り


爆豪がは間一髪避けようとするが、Aが背中に踵落としをし、気絶する。





ーーー2年A組 全員戦闘不能。

ーーー勝者 三ノ宮A。



Aは深くため息をついた。





「やったね、抹茶羊羹だ。おはぎと分けよう。」

39話→←37話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す