いや、帰らせて！？【鬼滅の刃×ヒロアカ】

37話 ページ39

ーーー合図の声が掛かる。


(ーーーまぁ、最初は遠方補佐からだよね。)


「死ねやぁ、クソアマぁ！！！！」

爆豪の怒鳴り声と共に氷の氷結が襲って来る。



ーーー雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃・六連



蛙吹、麗日、口田、耳郎、常闇、八百万が戦闘不能になる。

「うそだろぉ！！！

今の一瞬で6人倒れたよぉ！！！」

峰田が叫ぶ。


(ーーーあんのクソアマ、まだ個性持ってんのかよ！！！)


緑谷と瀬呂が黒鞭とテープでAを捕まえようとする。

すかさず後ろは避けると飯田のレシプロバースト。

(ーーーはっやいな。危ない。)

蹴りをなんとか木刀で受けるが飛ばされる。

其処へ障子のオクトブロー。
大量の複製された腕で殴られる。
寸前で上に跳ぶ。

(ーーー地面粉々っ！！ 鬼かよ。)

上へ飛んだ所を再び瀬呂のテープで腕を取られ、そのまま地面に引かれる。

(ーー腕を取られた。)

そのまま投げ出され、爆豪が飛んでくる。

木刀を使い、辛うじて左の振りを避ける。手の武器を踏み付け飛ぼうとした瞬間、脚を掴まれ爆破。

(ーーー痛いなぁ、もう。)

頸に木刀を強く打ち付け、離れる。

突如下から襲い掛かる氷壁。

ーーー水の呼吸 弐ノ型 水車

氷壁を斬りながら氷に脚をつき、滑り降りようとする。

氷壁の下部を緑谷がワン・フォー・オールで破壊。

下から障子、砂糖が向かって来る。

ーーー水の呼吸 捌ノ型 滝壺

頭を水圧で強打し意識を飛ばす。


「上に飛ばしてくれたおかげで、よく見えたよ。」

ーーー風の呼吸 壱ノ型 塵旋風・削ぎ

戦力が分断される。

風が止んだ所を見ると、切島、葉隠、青山が気絶。

尾白、緑谷が接近攻撃を仕掛ける。
足元を尾白の尻尾で砕かれ、飛んだ所に横から緑谷の蹴りが入る。
すかさず脚をつかんで尾白の方へ投げるが尾白は避けてAの腹に一撃。
Aの身体が吹き飛んだ所に、上から峰田のもぎもぎが落ちて来る。

いつのまにか緑谷と尾白は居なくなっている。

(ーーーなんだこの紫の。
くっ付いてる？)

木刀にくっついて離れない。

(ーー取り敢えずこの岩の上にこの厄介な持ち主がいることは間違いない。)

丁度来た飯田を踏み台に跳び上がる。

瀬呂のテープが巻きつこうとするが、木刀に付いているもぎもぎにくっ付け、思い切りテープを引く。

「うっそだろ！！」

瀬呂が引かれよってくるので、踏み付けてさらに上に跳ぶ。

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