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tajima
『どうしたらいいかわかんなくって、拒むように逃げてきちゃった、西くん、怒らせちゃったっ、、私の、私のせいだっ、私のせいっ、私のせいでっ、西くんっ、怒らせちゃった、っ、』
昔のあの過去と重なったせいか、Aは自分を必要以上に責めてしまっていた。
西くんもAも誰一人悪くない。気持ちがすれ違ってしまっただけ。
西くんに怒られたことでAの感情が大きく動いて思い出すことをやめていた過去が勝手にAの頭の中を占領して辛くさせていった。
田島｢大丈夫だよ、Aは悪くない。大丈夫」
震える手に震える声。
2人の問題だから特別介入するつもりもなかったし、すぐに元に戻るだろうという安易な考えがこのような結果を招いてしまった
きっとこの責任は俺が一番重い。
頭を撫でたり背中を摩ったり、少しでもAが落ち着けばいい。
田島｢大丈夫だから。ゆっくりでいいよ」
数十分して震える手や声は消えて、少し早いけど寝息が聞こえる。
頬は泣いた跡がたくさんついていてAがどれほどの怖さに1人で耐えぬこうとしたのか分かってしまう。そんな自分も辛かった。
お迎えの車が来てAを抱っこした状態で連れていく。
そこには西くんもいた。
西｢…ごめん、」
田島｢誰も悪くないです。Aも西くんも。」
西｢ちゃんと元に戻れるかな」
田島｢戻れます。お互いの気持ちが合えば。」
西くんだってAを本気で怒ってたわけじゃないからね
Aも西くんも上手くできないだけ、
田島｢Aに言えないことがあるんですよね？だからたくさん断ったんですよね？」
西｢LAPOSTAで着て欲しいからってスタッフさんに頼まれてAのために衣装作ってるんだよね。
ほら、A 8月誕生日でしょ？それでサプライズで渡したいらしいんだ。だからいえなかった。
… A泣いてたでしょ？ごめん。」
田島｢自分のせいで西くん怒らせたんだって過去のトラウマと重なって自分を過剰に責めちゃって。
でも今は西くんはAの衣装を考えてください。
Aは俺が責任もってちゃんと落ち着かせるんで」
西｢たじありがとう」
寝返りを打つAの頭を撫でた。
西くんは西くんの仕事ができるように、Aをこんな風にさせてしまったから俺はAに尽くすことにした。
これが俺からできる2人のための責任の負い方だと思ってる。
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るね(プロフ) - ERIさん» ありがとうございます( ᐪ ᐪ )♡ 続きしばらくお待ちください^ᴗ.ᴗ^♡ (3月21日 21時) (
レス) id: de81ae87f7 (このIDを非表示/違反報告)
ERI(プロフ) - ハマりすぎて2周しました！西MINIなので続き気になります❤️ (3月21日 6時) (レス) @page15 id: a989932930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るね | 作成日時：2023年8月7日 23時
