夢を掴んで

初めての共同作業 ページ31

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takatsuka


Aちゃんから『ちゃちゃっと家に来てください！』なんてちょっと文章がおかしいメッセージが送られてきた。

まあAちゃんから誘われるの嬉しかったから急いでAちゃんの部屋に行くと嬉しそうに僕を招き入れてくれる


高塚｢どうしたの？｣


『8月の約束覚えてます？？』


高塚｢約束……あ！｣


僕が呼ばれたのはその理由か！長期のお願いごとの、お菓子作り。たしかに出来てなかったね笑


高塚｢何作るの？｣


『最初はクッキー作りからしましょ！』


高塚｢お！いいね！しよう！｣



決まったところでAちゃんからひとつ物を渡される、開けてみると水色で可愛いエプロン！
“カップルみたいにしてみたくて、！笑”なんて照れくさそうに言っちゃってて、これが柾哉くんとかが言ってるAちゃんの可愛い破壊力なんだなって思い知らされた、笑


Aちゃんは僕が困らないように量りとか計量スプーンとか綺麗に準備してくれてて優しかった。


『私ね、このお願い事書いてる時に大夢ちゃんに当たれ！って思ってたんです笑』


高塚｢そうなの？！｣


『なんか大夢ちゃんとだとめちゃくちゃ美味しいお菓子が出来ると思って笑笑』


高塚｢なんか嬉しい、笑｣


そんなことAちゃんから言われるとか思ってなかったから余計に嬉しい。笑
一緒にクッキーを形に入れてる時、もしAちゃんと付き合ってたらこんなこと毎日のようにできてたのかなとか、こんなに真剣に、でもな楽しそうにしてる姿を1番近くでみれるのは羨ましいな…なんてちょっとだけ頭で考えた笑


高塚｢Aちゃんは彼氏とか出来たことある？｣


『う〜ん、ないかな？笑』


高塚｢そうなの？笑意外だった笑｣


『私の青春全部アイドルに注いだから恋愛でよそ見なんてしてる暇なかったってのが大きい理由なんですけどね笑』


って言っててとっても信念を貫く子なんだって再確認出来た。


高塚｢おいしそう、！｣


『ですね笑』


可愛らしいトングで可愛らしい袋にたくさんクッキーを詰めてくれたAちゃん


『またいつか第2弾したいんで！』


高塚｢もちろんしようね！楽しかったよ！｣


エプロンはAちゃんが持ってたいってことでそのまんま返却
Aちゃんの新しいことも発見できて良かったし、楽しかったな、笑

また早くあのエプロン着て一緒にお菓子作りしたいな。笑





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