夢を掴んで

突然現れた救世主 ページ20

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hoshino


(いいじゃん。交換しようよ)


『そう言うのは、、笑』


このやり取り何回目だろう。何分か前にスタッフさんらしき人に話しかけられてずっと連絡先交換を求められる

何回もお断りしてるのに正直しつこい、


(え、嫌なの？)


『私あまりスマホ使わないから滅多に返信しないんです、笑』


(またまた〜笑)


言ってることは事実。写真撮るとか大事な要件ぐらいしかほとんどスマホをいじらないから連絡先持ってたってほとんど無意味、

それにたくさんの人と交換するのはあんまり好きじゃないし、


(俺と連絡取りたくないからそんなこと言ってるんでしょ？)


『いや、、笑』


(じゃあいいじゃん？ね？)


前もこうやって言い寄られたことがある、、そう言うのが苦手過ぎてアイドルをやめた原因のひとつでもあるんだよね、


『時間が、ここで、』


(ねえまだ話終わってないんだけど？)


『すみません、離してください、』


(連絡先くれたらいいよ)


思いっきり左腕を掴まれて逃げられなくなった、どうしよ、、


｢あれ？Aちゃん？｣


仕方なくスマホを取り出してると誰かに私の名前を呼ばれる、その声の主のいる方向を向くと、JO1さんの白岩さんと川尻さんに與那城さん、


川尻｢ここでなんしよっと？｣


『あ、の』


與那城｢それになんで掴まれてるの？｣


與那城さんの声でスタッフさんが私の腕を離した。その後すぐに白岩さんに腕を引っ張られる


與那城｢Aちゃんから連絡先聞きたいなら俺らとメンバーの人全員に許可もらってくださいね｣


(あっ、)


白岩｢名前は覚えたんで｣


何か言いたげなスタッフさんを無視して私を別の所へ連れていってくれた、行った場所はJO1さんがいる所、

みなさんの顔をするとすごく安心してそこに座ってしまった


白岩｢大丈夫？！｣


『すみません、安心して…助けてくださりありがとうございます』


川尻｢間一髪やったね笑｣


『助かりました、対処方法がなくて困ってて、笑』


助けてもらった上に雰囲気まで明るくしてくださって本当に感謝でしかないです、先輩方、


河野｢なあ！Aちゃん連絡先交換しようや！｣


川尻｢純喜話聞いてた？笑｣


『助けていただいたし、私も交換したかったです、笑』


いろんな流れでJO1さん全員と連絡先交換に成功


川尻｢困った時は助けるからいつでもおいで？｣


と見送ってまでいただいた、素敵な人たちの後輩になれて幸せになれた




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