私が目指すもの Ⅱ (ページ35)

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hoshino

自分の5位の席に座った時にその1人の練習生のことを思い出す。

息吹くんと“デビューする”という約束。
その第1歩に踏み出せた気がした。

見てくれてるかな、なんてね笑笑

西島｢Aちゃん｣

『隣だね笑』

4位になった蓮ちゃん、3位の藤牧くん
そして1位

『たじ………！！！！』

たじの1位が自分の事のように嬉しくて思わず飛び跳ねて、蓮ちゃんに“落ちますよ”と注意を受けた、笑
久しぶり会えたオンタクト評価の時よりもたじは強くなってた気がした。

いつかたじみたいな人になりたい。

そんな憧れを最近抱き始めてる。

『おめでとうございます』

木村｢ありがとう。｣

柾哉くんとグータッチをして次にたじの番。

『すごくかっこよかったよ』

田島｢Aのスピーチも良かったよ｣

たじが1位の席に着くまで見届けた。1位の席に座るたじがキラキラしてて少し羨ましいななんて思っちゃった、笑

21位に香信くん、グローバル席に阪本くんが座り第2回が幕を閉じた。

私は階段を降りて今しか会えない練習生のところに会いにいった。

栗田｢ごめんね残れなくて｣

『なんでそんな事言うの？頑張ってた、頑張ってたよ、』

栗田｢Aちゃん…絶対にデビューするんだよ？｣

『ありがとう、』

握手して指切りげんまんまで。

『テコさん〜、』

テコエ｢5位！おめでとう！｣

『テコさんいないと、、元気出ませんよ、、』

テコエ｢そんなこと言っちゃう子に育てた覚えありません！笑
…Aちゃんはこれからもコチョウランみたいに綺麗に咲いててよ？じゃないとテコエお叱りにくるよ？笑｣

“頑張ってね”って頭を撫でてくれたテコさん

『光くん』

ヴァサ｢おめでとう｣

『もう袖ちぎらないでくださいね』

ヴァサ｢それ言いに来たとか言わないでよ？笑
…Aちゃんは俺の夢叶えてよ？そうしないと俺も困るから笑｣

光くんに思いっきり抱きしめられる私。

『上田くん、笹岡くん』

笹岡｢俺とAちゃんの出会い方は変だったけど楽しかった！｣

上田｢俺の中でAちゃんは憧れの人だったよ。そんな人と最後踊れて嬉しかった。｣

優しく頭を撫でてくれるふたり。

『健くん、裕太くん』

平本｢姉さん、｣

『2人ともだいすきだよ〜！』

2人が悲しくならないようまとめて抱きしめた

いろんな人に託された夢を私は絶対に叶えなきゃ。
そう思って今しか会えない練習生たちの元を離れた

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