ヒーロー？ウ“ィラン？いえ、一般人です。 (ページ3)

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２話ページ3

学校ではいたって普通だ

靴の中に画鋲が入っていたりとか、机が汚れていたりとか

んー

何だろうなぁ

でもそれって普通じゃないのかな？

だって、私の母はいないも同然

空気と変わりないから。

貴方「ん？今日は画鋲は入っていないのかぁ
まぁ毎日片つけるのがめんどくさいから有難いわ」

なんて事呟きながら、教室へ

教室では全員が揃いビッチリと言うのだろうか、きっちりというのだろうか...

まぁそんな感じに座っていた

教卓には母の姿が

貴方「あれれー？皆んなどうしたの？今日始まるの早い日だっけ？」

というが全員無言

自分の机に座ると

って机がある(感動)

いつもは外に放り出されてるのになぁ

まぁそんなことはさておき、お母さんが話す

ミッドナイト「貴方達私の娘をいじめたそうねぇ？」

貴方「えっ？何言ってんのー？お母さん♪遊んでいただけだよーねー？」

全員無言で頷く

貴方「ほらぁー。」

貴方「どうせ今日も仕事でしょ。早く帰ったら？」

そう先ほどの人懐っこい声と違い冷たい声で言う

ミッドナイト「へー。なら何故靴の中に画鋲が？」

貴方「それも遊びだよー。私に構ってくれてるからさそのくらいねぇ～」

ミッドナイト「A！これはイジメよ！！わかってるの！！？」

貴方「ふーん...それで？」

ミッドナイト「それでって！貴方は何をされてるか」

貴方「いやいやいや、何言っちゃってんのかなぁー？中々喋んねぇのにさぁ、何知ったように言ってんの？
あのね、これは遊び
私がいいって言ってんだからいいでしょ？
ダメなのー？？ねぇー？」

ミッドナイト「....」

貴方「あららーもうそろそろ始業の時間になるよー？いいの？
［大事］な生徒さんを放っておいて？」

そういうとお母さんは無言で帰っていく

その顔は、
青ざめたというか、ガッカリしている顔というか

とにかくもどかしいと言っている顔だった。

女子1「あ、あのさ守ってくれてありがとう..」

貴方「えっえっえー？守る？そんな行為した覚えは無いよ。」

その時クラス中がどよめいた

だって、暴力を振ったりしていたんだから、

その顔になるのは普通だ

たしかにAがいじめられている時ヘラヘラと笑っていた

そんなことは気にもとめてていなかったが、この時全員が思った

イカレテいる。

と

次の日からAの周りには誰も居なくなった。