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風間「空調の音だけが響く静寂な時間が流れる。
時折、隣の会議室からジャニーズJr.の声が聞こえてくる。
滝沢は、姫宮が言葉を発し始めるのを待った。
姫宮自身の言葉で、気持ちを知りたいと願っていたのだ。」
A「……ジャニーズJr.としての私を必要とされなくなったら、もう居場所はないって思ってた。
歌うこと、踊ること、表現することが大好きで、事務所のみんなと仕事することが楽しくて。
考えてみれば、現状に全然満足なんかしてなくて。まだまだやりたいこと、見たいこと、行きたい場所、、、たっくさんあるの。
、、まだまだアイドルで雇って貰えますか。」
滝沢「ふは笑笑
もちろん、こちらこそ、よろしくお願いします。」
A「っはぁぁぁぁぁぁ……」
滝沢「久々に真剣な話したね、笑笑」
A「いや、ほんとそう、、佐久間とのことも、結局だいが勝手にタッキーのとこ行ったからさぁ、、笑」
滝沢「そういえば、佐久間にこのこと話したの?もしお前が引退するって考えにまとまってたらあいつ自分のこと責めたぞ
ジャニーズの自分と人生のパートナーになるためには、並大抵の覚悟じゃ出来ないって、たぶんあいつも分かってただろうし」
A「だいにはなんにも言ってない、龍太くんや伊野尾ちゃんにもなぁんも。
たぶん、自分の本心が、引退したいってわけじゃないこと分かってたんだと思う。誰かに止めてほしかったというか、私がここに存在する意味を考えるきっかけが欲しかったというか……」
滝沢「まあでも、あいつはなんか察してると思う、Aが来る前、連絡が来て、これからこっち来るって言ってた」
A「嘘でしょ?笑
あの人仕事だよ?笑笑」
佐久間「嘘じゃないよ〜ん、佐久間っち参上!」
A「ノックはちゃんとしよ?」
佐久間「あひゃっ、撮影の人達いたから……」
滝沢「佐久間、A、お前の思ってる最悪の事態にはならないそうだよ、ちゃんと守ってやれ。でないと俺もジャニーさんに怒られる」
佐久間「!!っはい!
A、まだまだ頑張ろ、そんで、あぁ、こいつらもう幸せになってほしい〜!!って思われるくらいになって、みんなの前で堂々と告白するから!!」
A「それはそれで恥ずかしいんだけど、、笑」
風間「こうして、姫宮の引退に関する話は終わった。
そしてこれから、第2章。姫宮Aという唯一無二の女性アイドルが主人公となる物語が始まる。」
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おっれれ(プロフ) - 6.7を読んで1ー5も読みたいと思いました、Twitterが分からなかったのでIDを教えていただけないでしょうか (2022年12月12日 22時) (レス) id: 2e8495346b (このIDを非表示/違反報告)
DNG_88(プロフ) - ずっとシリーズを楽しく読まさせていただいておりました。シリーズ完結ということで本当にお疲れ様でした!月日が経てば変わっていくことも沢山あると思います。その中でも書き続けてくださったことがとても尊いことだと思っております。本当にありがとうございました (2022年9月26日 6時) (レス) @page31 id: 0adb6c54ca (このIDを非表示/違反報告)
Mii♪*゚(プロフ) - はじめまして。以前から読ませて頂いておりましたがもう1回最初から読みたいと思いTwitterをフォローさせて頂きました。もし宜しければ承諾お願いします! (2022年4月15日 20時) (レス) @page28 id: 075b16c73f (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 1から、5を読みたいのでTwitterにてフォローさせて頂きました。承認お願いします。 (2022年2月15日 13時) (レス) id: 540177c56f (このIDを非表示/違反報告)
bluerose(プロフ) - はじめまして。以前から小説を読ませて頂いておりましたが、再び1から5を読みたいと思い、Twitterをフォローさせて貰いました。忙しいと思いますが、承認をよろしくおねがいしますm(__)m (2022年2月6日 11時) (レス) id: 5aa84858a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:金曜日の林檎飴 | 作成日時:2021年3月31日 22時