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これから ページ25

私がまだ少しビクビクしているのに気づいたのか、アーサーは一緒に寝てやると言った

英「べ、別に下心があるとか
そんなんじゃねぇからな!?///」

「わかってる
アーサーはそんな人じゃないって知ってるから」

英「な、ならいいが...」

私たちは布団にもぐって向き合った
アーサーは私のまぶたにかるく触れた

英「明日目腫れてなきゃいいけど」

「そんなに泣いてない...」

英「でもまさか雷が苦手だったとはな」

うっ
いたいとこつかれた
いつもちょっと強気なキャラだし
アーサーの前ではにやけたりしないようにと尚更だ

「う、うるさいっ//」

英「嬉しかった」

「え?」

アーサーは満更でもないような顔をした

英「俺の名前を呼んでくれたのが嬉しかった
側にいて欲しいって思われてるのがすっげぇ嬉しかった」

私は目をそらした
明るかったら顔が赤いのばれただろうな

ふとアーサーがぎゅっと抱き締めた

英「...側にいてやるよ」

そう言われ、少し恐れていることが頭を過った

「あ、あのさ
アーサーは、元の世界に戻りたい?」

え、と声を漏らしたアーサーは少しだけ口を紡いだ

そして口を開き小さく呟いた

英「あぁ...」

「...そ
そう、だよね」

英「こっちは大丈夫だろうけど
あっちでは俺が必要なんだ
仕事もしなかったら経済だって不安定になるし...」

「うん、そうだよね
...早くもどっ、ん?」

アーサーが私の唇に指を押し付けて言葉を止めた

英「まだ終わってねぇよ
確かに国として戻らなきゃいけない
けど...」

指を離して再び私に腕をまわした

英「国としてじゃなくて
一人の存在...アーサー・カークランドとしてなら、このままこの世界でAとずっと一緒にいたい」

アーサーはニコっと笑った
その表情につられて口元が緩む

「ありがとう
これから沢山思い出つくろうね」

英「あぁ、そうだな」

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イギリス(プロフ) - 返信ありがとうございます!!台風ネタこの作品にあったので今日また、かっこいいアーサーを読もうと思います!!! (2015年5月12日 16時) (レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)
マリニ(プロフ) - 台風でバスが遅れてたんで待ち時間にサッと書いちゃいましたw気に入ってもらえたようで嬉しいです!花火大会頑張ります! (2015年5月12日 16時) (レス) id: c551b84f25 (このIDを非表示/違反報告)
イギリス(プロフ) - きゃあ〜!!!更新きた、待ってました!!ありがとうございます!!!花火大会楽しみです!!!本当にこの作品大好きすぎて何回も読み返しちゃてます!!!これからも頑張ってください!!!! (2015年5月12日 16時) (レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)
イギリス(プロフ) - 返信ありがとうございます!!本当逆トリっていいですよね!!!アーサーがきたら本当に心臓が…。こちらこそよろしくお願いします!! (2015年5月9日 21時) (レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)
マリニ(プロフ) - イギリスさん» コメありがとうございます。アーサー来たらヤバイですよね!もう心臓持たなくなってしまうかもしれないですwこれからもよろしくお願いします (2015年5月9日 20時) (レス) id: c551b84f25 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マリニ | 作成日時:2014年3月30日 23時

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