トイレで... ページ17
最終日の放課後
英「で、他のやつらは？」
「三人逃げた
一人早退した」
英「にげっ!？ふざけんなよ!!」
今日は英語のミニテストをして
私を含める五人は点数がひくく、補習をすることになった
しかし、ワースト３位の男子共は逃げ、
私より点数の低い女子は早退
結果、補習は私一人になってしまった
英「俺だって頼まれたからやってんのに...」
「私だってやりたくないよ」
英「じゃあ今後絵は描くな!!」
「うっ...」
いたいとこつかれた
私も逃げたかったけど家にもいるもん!!
まぁでもアーサーと二人なら嫌じゃないかな
英「もういい、お前だけでもやるぞ」
「あ、その前にちょっとトイレ」
そう言って立ち上がるとアーサーも立ち上がり、私はえ??という顔をした
英「そう言って逃げそうだからな」
「はぁ？逃げるって、逃げても家で捕まるじゃん」
英「一応だ一応」
「あっそ」
私はかまわずトイレへ向かうことにした
「じゃあここで待ってて」
すぐにトイレを済まし、手を洗った
廊下に出ようと振り替えるとそこには
ゴキブリがいた
「っ!!」
結構近くにいて悲鳴さえ出なかった
まって、この距離はやばい
動いたら絶対動くよね!？
どうしようどうしよう
あ、アーサーいるよね!？
聞こえるかな...
「ア、アーサー!!」
英「んー？どうしたー？」
「助けて!!ゴキブリが!!」
英「はぁ？ゴキブリ？」
「お願い！誰もいないからホント助けて」
英「ったく、わかったよ」
アーサーはすたすたと女子トイレに入ってきて、私の前にいるゴキブリを見つけた
「アーサー...」
アーサーはわたしのところにまわってきた
そして私の後ろに立ち、アーサーのてがのびた
「え？」
そのまま体が浮き、気がつけばアーサーにお姫様抱っこをされていた
「え、ちょ、おろして!!///」
英「へぇ、おろしていいんだ
それで廊下までいけるんだな？」
そう言って私を床へとおろそうとした
「やだやだやだ！
抱っこでいいから連れてって!!」
もう私は必死で、涙目になってアーサーにしがみついた
英(やっべ、涙目可愛い//)
やっと廊下まで行くことができ、私はどっと疲れがおしよせた
「今から補習とか...」
英「絵描いてるからだろうが
ほら、もどるぞ」
こうして私達は教室へ戻った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イギリス(プロフ) - 返信ありがとうございます！！台風ネタこの作品にあったので今日また、かっこいいアーサーを読もうと思います！！！ (2015年5月12日 16時) (
レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)
マリニ(プロフ) - 台風でバスが遅れてたんで待ち時間にサッと書いちゃいましたw気に入ってもらえたようで嬉しいです！花火大会頑張ります！ (2015年5月12日 16時) (レス) id: c551b84f25 (このIDを非表示/違反報告)
イギリス(プロフ) - きゃあ〜！！！更新きた、待ってました！！ありがとうございます！！！花火大会楽しみです！！！本当にこの作品大好きすぎて何回も読み返しちゃてます！！！これからも頑張ってください！！！！ (2015年5月12日 16時) (レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)
イギリス(プロフ) - 返信ありがとうございます！！本当逆トリっていいですよね！！！アーサーがきたら本当に心臓が…。こちらこそよろしくお願いします！！ (2015年5月9日 21時) (レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)
マリニ(プロフ) - イギリスさん» コメありがとうございます。アーサー来たらヤバイですよね！もう心臓持たなくなってしまうかもしれないですwこれからもよろしくお願いします (2015年5月9日 20時) (レス) id: c551b84f25 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マリニ | 作成日時：2014年3月30日 23時
