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ht side
誰かに自分の名を呼ばれた気がして目をゆっくり開けると白い天井が視界に入ってきたと同時に薬のような匂いを感じた
医務室かなと思いつつ首を動かして隣にある窓を見ると外は真っ暗で空には色とりどりの星が散りばめられている
背にはしる痛みに耐えながら上体を起こしベッドを降りようと地面に目をやると、そこには白い狼が丸まって寝ていた
こんな所で寝て大丈夫なの？と思いながらその狼、Aの頭をゆっくり撫でると目を開け俺の姿を月のように輝く金の瞳で捉えた
その瞬間、驚いたように目を見開いていたが直ぐに気持ち良さそうに目を細めた
『ずっと此処に居たの？』
俺がそう問いかけるとAは小さく鳴いた。その返答に『そっか』と言いベッドから降りてAの隣に座った。するとAが俺の足の上に頭を乗せてきたのでまた頭を撫でてやる
暫くそのまま時計の音だけが軽快に鳴り響く時が過ぎていた時。いつの間にかAは俺の足に頭を乗せながら眠っていた
こうして見るとちょっと大きい犬だなと思いながら安定のスピードで頭を撫で続けた
『…おやすみ、A』
そう言った後、撫でていた手を止めて俺も目を閉じる
すると直ぐに深い眠りへ落ちていった
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にこらー - 面白い・かっこいい・めっちゃ好み 凄い面白いです！更新ペース自由でいいので頑張ってください！ (2021年5月25日 20時) (
レス) id: 3ef83fb3a7 (このIDを非表示/違反報告)
脅威のセラフ@wrwrdファン(プロフ) - 神かぁ！これからも無理なく更新してけぇ！ (2021年5月22日 9時) (レス) id: 602d714d2e (このIDを非表示/違反報告)
Web版さん - なにこれめっちゃ好きです！１コメ頂きました！なんでこんなに人気なのにコメ欄一個もない事に寂しさを感じてしまいましたw 内容、話のスピード感、そして狼…。大好きです。これからも頑張ってください！ (2021年5月21日 23時) (レス) id: 1323f7e7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じう猫。 | 作成日時：2021年5月15日 9時
