#3「少女」 ページ3
gr side
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「とりあえず、身元がわかるまでここに置いておいた方がええんちゃう?ここなら保護されて安心やし、今は«ｵｯﾄﾞｱｲ»の事もあるから…」
「そうだな。一応本部12人の紹介はしておいた方がいいんじゃないか、名前も知らん奴に囲まれるのはアカンやろ」
この少女からすると、四面楚歌、という言葉がまさにピッタリな気がする。
流石に心細いだろう、会話を交わした方が少しはいいんじゃないか、と思いそう言った。
「じゃあ、今日の19:00に会議室集合で。あまり遅くなって寝てもらっても困るしな、メンバーには伝えておけよ」
「了解」
そう言って一旦解散し、それぞれの仕事に戻った。
ーーーーー
A side
…
……
ここは、何処だろう。
気がついて重たい瞼を開けると、薬品独特の臭い漂う部屋が目に映った。
そうだ、私…この国に来て、何処へ向かえばいいのかわからなくて、疲労で倒れて…
そして今に至る、という訳か。
目の前にいる人達は皆怖そうで、偉い人のようだった。
どうやら赤い人はトントンさん、黒い服の人はグルッペンさん、そして白い服の人はしんぺい神さんというらしい。
脳が覚醒しきって無かった時か、会話があまり頭に入ってきていないが、どうやらここの本部?には12人いるらしい。
とにかく、宿を探そうと思っていたのだがその手間は省けるみたいで。
…そういえば、私の名前、言っていなかった。
そんなことを思いながらもう一度、眠りについた。
目が覚めたときには、針は18:40分を指していた。
私はしんぺい神さんに連れられて、会議室？という所に連れていかれた。
中に入ると、見た目的に個性豊かな人達が座って話をしていた。
…まだ名前も知らないし、話したことがないので、私の頭の中は『不安』という言葉でいっぱいだった。
じゃあ、とグルッペンさんが口を開いた。
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アイク - ええやん( =＾ω＾) (2020年3月5日 10時) (
レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
*world*(プロフ) - wrwrdコミック買って久しぶりにありかどんの作品見たら色々神作量産してて嬉しさがやばい(語彙力)前垢ログイン出来なくなったか垢また作りやしたぞ (2018年2月18日 12時) (レス) id: ecbf161005 (このIDを非表示/違反報告)
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