#19「手引きはそこに」 ページ19
rb side
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「ほう。教えてくれ」
「一応知れた範囲やけど言ってくね〜」
あれから、少し身元を調べてみたけど(どう調べたのかは触れないで)、何か不思議な子やなあ
「えぇーと…名前:A、性別:女、年齢:15、出身は籠の国、」
「籠の国…隣国よりも少し北にある小さな国か」
「せやで。元々隣国に居たわけじゃないんやなぁ…んで、両親は居ない…ここはあまり触れん方がええか。あと驚いたのが…」
「«ｵｯﾄﾞｱｲ»と面識あり、やって。」
「…な、に…？」
これは本当に驚いた。
«ｵｯﾄﾞｱｲ»と面識あり…つまり、黒ってことかな？
最悪の場合、裏で何か動き回ってるかもしれん。
「せやねん。本人から聞いた方がええんちゃう？動揺時の方が、情報引き出しやすそうやし」
「そうするか…そうか、黒だったか…」
まだ黒確定ではないが、黒の可能性は充分ある。
もしかすると、いや、もしかしなくてもグルッペンが言っていた“俺達に会うために来たらしい”ってそういうことだったのか…？
「…すまない、私はこれから会議があるのでな。誰かに頼めないか？」
会議…？これから？
今日予定無かったはずじゃ…あ、ｶﾞﾊﾞって殺されることへの回避か。
まぁグルッペンはここの総統だししょうがないよね
「ゾムなら空いてると思う…聞いてみよか？」
「あぁ、頼む」
ﾌﾟﾂﾘ
…さて、黒だとしてもどうするか…
何か仕掛けてくるか？
それとも、本当に抹殺…うわ。
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
「ゾム？」
「何？」
「今暇？」
「何で？」
「ちょっとお願いが…」
「Aについてか？…俺めっちゃ頼まれるやん。んで？」
「もしかすると黒かもしれない。«ｵｯﾄﾞｱｲ»と面識ありの情報があった」
「は？マジか…ちょ、行ってくる」
「宜しく、」
驚いているのか、焦っているのか。
声が少しうわずっている。
俺も、何か出来んかな…
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アイク - ええやん( =＾ω＾) (2020年3月5日 10時) (
レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
*world*(プロフ) - wrwrdコミック買って久しぶりにありかどんの作品見たら色々神作量産してて嬉しさがやばい(語彙力)前垢ログイン出来なくなったか垢また作りやしたぞ (2018年2月18日 12時) (レス) id: ecbf161005 (このIDを非表示/違反報告)
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