#14「早朝の書記長」 ページ14
Aside
.
「おはようございます」
「お、Aさんやん。早起きやな」
外はまだ淡い青紫色の頃、喉が渇いたので飲み物を求めて食堂に来ると、目の下に隈をつくっているトントンさんに遭遇した。
早起き、というよりは昨日早すぎる時間帯に寝てしまっただけなのだが。
それよりも、こんな早朝に起きている人はそうそう居ないだろう。
何かあったのだろうか...?
「いえいえそんな...それよりもトントンさん、目の下が凄いことになってますけど...何かあったんですか?」
「ああ、あんま気にせんでええよ。書記長も楽やないなぁ...」
「そうですか...手伝える事がありましたら頼って下さいね」
「ありがとうな...ほんま、あいつらAさんくらいの意欲を見習ってほしいわ...」
「ふふふ。」
そんな他愛のない話をしながら、お茶を注ぐ。
「そういえば...トントンさん」
「なんや?」
「コンタクトを売っていそうなお店って、知っていますか?」
「コンタクトか...俺は眼鏡やからな...ロボロに聞いたらどうや?街の情報ならあいつ知ってるやろうし」
「なるほど...後で聞いてみます。...でも、ロボロさんって何処に居るんでしょう...」
そう呟くと、トントンさんは手に持っている書類の中から地図のようなものを取り出した。
さすが書記長。
「ここが情報室な。ロボロは基本ここにおるから、ここの階段を使えばすぐやから」
「なるほど...ありがとうございます、トントンさん」
「役に立てたなら良かったわ...俺はもうひと頑張りしてくる...」
「あまり無理はしないで下さいね」
ふらふらな足取りで部屋に戻っていくトントンさん。お疲れ様です。
情報室か...このまま部屋で暇潰しをして、もう少ししたら情報室に行こう...
...皆、大変なんだなぁ
私も頑張らないと。
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アイク - ええやん( =＾ω＾) (2020年3月5日 10時) (
レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
*world*(プロフ) - wrwrdコミック買って久しぶりにありかどんの作品見たら色々神作量産してて嬉しさがやばい(語彙力)前垢ログイン出来なくなったか垢また作りやしたぞ (2018年2月18日 12時) (レス) id: ecbf161005 (このIDを非表示/違反報告)
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