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__Ryusei side
ずっと好きだった女の子。
明るくて、誰に対しても優しくて、
友達の幼馴染みだった。
もう好きになったときには遅くて、
ああ、二人両思いやん、って。
でもやっとチャンスが回ってきた。
檜山くんに彼女ができたから。
なんで付き合わんかったん？って聞いても、難しいこと言われてよくわかんなかったけど。
今なら、やっと俺のこと見てくれるかもせん、
そう思って頑張ったし、彼女も俺のこと気になってくれてんじゃないか、って自惚れるくらい夢中だった。
でも、
「深田ちょっときて」
「ええ、今っすか」
ハーフタイムで先輩に呼ばれて、
Aちゃんにごめん！ってしたけど、彼女の目線は檜山くんだったし、
「…やっばあ、笑」
そこから連れ出したのはうっちーくんだった。
いいとこ取られてばっかやん、
光「竜生落ち込んでんじゃん」
深「俺って不憫やんね」
光「いや急になに？うっちー？」
深「うーん、まあ、しゃーない、当たって砕けるわ、笑」
試合が始まってから少し経って二人は戻ってきた。
檜山くんに彼女ができて以来、
ずっと曇ってたAちゃんの表情がなんだか明るく見える。
あー、うっちーくんだな、ってすぐに気づいた。
気づかなくていいのになあ、
好きな人の変化ってすぐわかるんよ、笑
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ぱぷりか(プロフ) - めめこさん» ありがとうございます！できるだけ毎日更新しようと思うので、お時間のあるときにぜひ覗きに来てください、 (2020年9月22日 0時) (
レス) id: 478f2788a1 (このIDを非表示/違反報告)
めめこ - お話楽しみにしてます！！更新頑張って下さい！！ (2020年9月21日 15時) (レス) id: 2eb1e8c680 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱぷりか | 作成日時：2020年9月21日 13時
