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試合と試合の間のハーフタイム、
深田がこっちに向かって来るとき、先輩っぽい人に呼ばれてた。
手を顔の前で合わせて、ごめん！ってしてたけどそれを見てたのは俺だけで、
あ、一応俺が代わりに手は振っといてあげたけど、
Aちゃんの目線は、
「…光成、」
檜山の彼女と檜山が、手を振り合って、微笑みあって、
そんな二人を見て、今にも泣きそうだったから、
「Aちゃん、きて」
腕を掴んで、少し離れた人目のない場所へ。
深田、ごめんね。
「ね、颯太くん、なんで…っ」
「Aちゃん泣きそうだったじゃん、」
「全然そんなんじゃないもん、」
「檜山のことで泣くのずっと我慢してるでしょ」
収まりかけてた涙がまた溢れてきて、
「ずっと好きだったんだもん、…っ」
弱々しい声で溢れ出した涙を必死に拭う。
「おいで、」
Aちゃんを包んで、泣いてる顔が見えないように、自分の胸に押し込めた。
「も、やだ…っ」
「いっぱい泣いていいよ、」
「…っ」
「ずっと我慢してて、偉かったね」
そう言って頭を撫でると、
ぎゅっと背中に手を回してくれる。
狡いけど、ちょっときゅんとしちゃった。
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ぱぷりか(プロフ) - めめこさん» ありがとうございます！できるだけ毎日更新しようと思うので、お時間のあるときにぜひ覗きに来てください、 (2020年9月22日 0時) (
レス) id: 478f2788a1 (このIDを非表示/違反報告)
めめこ - お話楽しみにしてます！！更新頑張って下さい！！ (2020年9月21日 15時) (レス) id: 2eb1e8c680 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱぷりか | 作成日時：2020年9月21日 13時
