頼れる幼馴染(赤)

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私はそらにエイジ君を怒らせてしまったことを打ち明けた。
　『私が悪いんだけどね、帰りたくないなぁ』
　そ「何、何だったの？」
　『あは、、』
　そ「今日濡れてたのも関係あるんでしょ」
　『なぁんも無いの。私が悪いだけ』
　そ「取り敢えず、うち来なよ。その後で詳しく聞く」
　『えぇ、そらのうちとか久しぶりだね』
　そ「いいから早く」
そらが私をせかす。
立ち上がった瞬間、上下が入れ替わって真っ暗になった。

　そ「A、A」
　『ん、、』
私が目を覚ますと久しぶりの部屋。
　そ「目ぇ覚めた？良かった、マジで心配したんだぞ」
　『何が、心配？』
そう言うとそらはおかしそうな顔をした。
　そ「お前、あの後倒れたんだぞ。
　 おでこめっちゃ熱いし」
額に手を持っていくと何かが貼ってあった。
冷えピタらしかった。
　そ「お前今日はうちに泊まれば？
　 そんな状態で帰すの怖いし。
　 えいちゃんには連絡しとくから」
　『いいの？』
　そ「うん、今父さんたちいないから好きにしてくれていいよ。
　 しばらく帰ってこないらしいから」
　『そっか、ごめんね』
　そ「大丈夫。
　 そうだ、なんか食べれる？作るよ？」
　『んーん、今要らない』
　そ「そっか」
そらがスマホを操作する。
　そ「言っといた」
　『うん』
　そ「、あれ、えいちゃんから何て返ってきたか聞かないの？」
　『ん、、』
　そ「心配してたよ、怒られたし」
　『何で？』
　そ「何でお前のとこにいんだよって」
　『でも、エイジ君はほんとに何も悪くなくてね。
　私が一方的に悪いの』
　そ「、、そっか、、」
その時、インターフォンが鳴る。
そらが立ち上がった。

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