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結局私たちはリビングで話し続けた。
いつの間にか私は寝てしまったみたいで
ソファーに横たわっていた。
 『エイジ君かな、』
毛布も掛けられていた。
エイジ君の匂いがする。
体を起こすとエイジ君が床で眠っている。
どうしてエイジ君は部屋で寝なかったのだろうか。
エイジ君の寝顔を覗き込んだ。
いつもとは打って変わって幼くて可愛らしい寝顔。
 『ねぇ、エイジ君。そんなエイジ君も好きだよ。
  でもね、まいちゃんも好きなんだよ。
  二人とも好きだよ』
エイジ君の赤くてサラサラな髪を撫でる。
エイジ君は相変わらず眠ったままだった。

 『朝ごはんつくらなきゃ』
私はかかっていた毛布をエイジ君にかけた。
キッチンに立ってまいちゃんの好きだったサンドイッチを作る。
作り終えたサンドイッチをテーブルに置き、エイジ君を揺すった。
 『おーきーて、朝だよー』
 え「んぁ、起きてるよバーカ」
 『え、嘘。いつから?!』
 え「さぁな?」
エイジ君の笑みが今は憎たらしい。
 『絶対起きてたでしょ!』
 え「んふふ、どうでしょ」
 『もーいい』
私はエイジ君を無視して自分の部屋に入る。
 『まーいちゃん、朝だよ』
エイジ君の時より優しく揺する。
 ま「ん、、」
 え「ばかまいーーーー、おきろぉぉぉぉぉ」
いつの間にかいたエイジ君が叫んだ。
 ま「うわっ、うるっさ。えいじうざ」
 え「起こしてやったのによ。
 つーかお前、寝顔ブス」
 ま「ちょ、お前朝からうざいな」
 『まいちゃんは可愛い!』
 え「はぁ?」
 『まいちゃんの寝顔は天使!』
 ま「何、言ってんの、、、」
 『まいちゃんは世界一可愛い!』
 ま「A!落ち着け」
 『あ、ごめん』
 え「忘れてた、Aの「まい大好き病」
 しばらく見なかったからな」
 『ごめん、ご飯できてるから許して』
 ま「許す」
 え「偉そうww」

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- ホワイトティーさん» ありがとうございます!嬉しいです、頑張りまする (2019年9月27日 17時) (レス) id: 792e13e06c (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトティー - 初見です!内容がめっちゃ好きです!!これからも楽しみに読ませてもらいますね! (2019年9月27日 1時) (レス) id: d142de45b5 (このIDを非表示/違反報告)
- ふむさん» ありがとうございます。気を付けます。アドバイス、ありがとうございます (2019年9月16日 8時) (レス) id: 792e13e06c (このIDを非表示/違反報告)
ふむ - 文を改行してくれると読みやすいと思います。 (2019年9月16日 0時) (レス) id: 16fda0fde4 (このIDを非表示/違反報告)
- かなとさん» ごめんなさい、気づきませんでした。ご指摘、ありがとうございます。これからもお願いします。 (2019年9月15日 22時) (レス) id: 792e13e06c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暇な洋介 | 作成日時:2019年9月14日 20時

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