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こ「何て言うかさ、二人って兄妹みたい」
え「は？」
こ「だって、泣いてるAちゃん慰めてるとかお兄ちゃんじゃん」
康太君が笑いながら私たちを指さす。
『そう、かな、？』
え「そうなんじゃねぇ？」
こ「ちょ、一回お兄ちゃん、って言って」
『えぇ、でも、』
こ「いいじゃん、一回だけ」
『でも、』
え「俺も聞いてみたいわ」
エイジ君が乗るとは思ってもみなかった。
え「ほらA、言ってみ？」
『でも、、』
こ「一回だけ！」
『、、、』
え「俺の方向いて」
『えっと、』
え「うん」
今、嬉々としたエイジ君の笑顔は
悪魔の微笑みにしか見えない。
『お、おにい、ちゃん、』
ぼそり、と小さく言うとエイジ君の顔が
みるみる赤くなっていく。
「あら、エイジ君、赤くなってるよぉ？」
康太君がエイジ君の顔を覗きこんでからかう。
と思っていた。
なのに康太君は何も言わない。
恐る恐る康太君の顔を見ると康太君も
顔を赤くしてフリーズしていた。
『こ、康太君、？』
こ「ごめん、思った以上に可愛すぎた」
『なっ、何言って、、』
え「まじ、無理すぎる。可愛い」
『え、エイジ君まで、、』
こ「もう一回！今度は顔出して、俺に言って！」
『顔？！でも、、』
え「眼鏡外せ。マスクも取って。前髪も」
エイジ君がてきぱきと私の顔を露わにする。
『ちょっ、エイジ君、』
私は慌てて顔を両手で覆った。
顔を出すなんて何年ぶりだろうか。
家でもマスクは取るけど他はそのままだし。
二人の視線が怖かった。
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暇 - ホワイトティーさん» ありがとうございます！嬉しいです、頑張りまする (2019年9月27日 17時) (
レス) id: 792e13e06c (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトティー - 初見です！内容がめっちゃ好きです！！これからも楽しみに読ませてもらいますね！ (2019年9月27日 1時) (レス) id: d142de45b5 (このIDを非表示/違反報告)
暇 - ふむさん» ありがとうございます。気を付けます。アドバイス、ありがとうございます (2019年9月16日 8時) (レス) id: 792e13e06c (このIDを非表示/違反報告)
ふむ - 文を改行してくれると読みやすいと思います。 (2019年9月16日 0時) (レス) id: 16fda0fde4 (このIDを非表示/違反報告)
暇 - かなとさん» ごめんなさい、気づきませんでした。ご指摘、ありがとうございます。これからもお願いします。 (2019年9月15日 22時) (レス) id: 792e13e06c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇な洋介 | 作成日時：2019年9月14日 20時
