【名探偵コナン】コナンの世界楽しんでます (ページ47)

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「ねえ秀一(シュウ)…本当に一人でいいの？見張りをつける容疑者って」

「ああ…日和やこのボウヤが割り出してくれたからな…奴らの仲間が誰なのかを的確に…」

「割り出してくれたって…コナン君達には悪いけど…あの３人の容疑者の前でころんで携帯電話を拾わせて使えるかどうか試した後、病室内をひっかき回したりして容疑者達を怒らせただけじゃない！あれでどうやって特定したっていうの？」

西矢忠吾さん、新木張太郎さん
事件には全く関係なかった一般市民の2人。
西矢が妙なクシャミをしたのは腰への負担を軽減する為、新木が携帯電話を拾わなかったのはペースメーカーが壊れるのを恐れた為だった。

ちなみに新木が足が治っているのに病院に居座っている理由は入院保険金で、「足は治っていない」と主張し続けて医師の診断書を貰おうとしていた。迷惑な爺さんである

組織からの潜入工作員の正体…
それは、水無さんの行方を捜す為に杯戸中央病院へ、入院患者を装って潜伏していた楠田陸道である
咄嗟の出来事に弱いのか、コナン君や私が病室に入った時に首を痛めているはずなのに首を回して振り返ったり、看護師に呼び止められて慌ててカメラを落としたりと行動に粗さが目立ってたんだよな…；

『コナン君…』

「オメーが言いたいことはわかるぜ…いいのか？」

『秀さんなら読めてたはずなのにしない理由は何かある』

追い詰められた楠田陸道は、首に仕掛けたダミーの爆弾を使ってその場から車で逃走する

「頼んだぞ赤井君！組織に連絡される前になんとしても彼を確保するんだ！！」

「了解…もっとも、奴が携帯を今も所持していたら止められませんがね…」

「大丈夫…あの人が病室を出てる隙に、日和があの人の携帯電話を探して水に沈めて壊しておいたから…」

「フン…FBI(オレたち)を信じてたんじゃなかったのか？」

「念には念を入れただけさ…。
でも派手に見張りを付けて焦って捕まえようとすれば、こうなる可能性がある事ぐらい…赤井さんなら読めてたはずだよね？」

「さあ…どうだかな…」

パァン

「え？止めた？組織に連絡される前に彼を止めたのよね！？」

「ああ…だが奴には拳銃であの世に逃げられてしまったがな …」