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『これじゃない?アンフィニのマーク?』
「アンフィニの車の鍵だよ!アンフィニのマスターキーには、そのマークが刻み込まれたカバーがついてんだ!」
「この車がこの辺にいっぱいあったら…」
「探すの大変じゃない?」
『歩美ちゃんの袖口に血の跡、あれは犯人が被害者の返り血を浴びた手で車のキーを握って走っていた証拠!車に乗ってすぐ逃げるためにね!』
「
検問に引っ掛かった一台、その周辺を車でうろついていた二台が見つかった
歩美ちゃんは、犯人の声を聞いているからと犯人を見に行くというが…
「本当にその三人の中に犯人がいて、あなたが直接会ってそれで犯人が捕まればいいけど…もしも証拠がなくて無罪放免になったらどうする気?」
哀ちゃんほんと難しい言葉知ってるね;
哀ちゃんの言う通りリスクが多すぎるという事で、コナン君が間を取ってこっそり覗くこととなった
車で待機して話を聞いている
何か頼みがあるようでコナン君は高木刑事と話している
「やっぱりわたし会ってくる!そばで見たら犯人がわかるかもしれないもん!」
「ダメよ!言ったでしょ?それで犯人が捕まらなければ大変な事になる可能性があるって!あなただけじゃないわ…あなたに荷担した周りのみんなも犯人の仕返しをくう恐れがある…。悪い人をこらしめたい気持ちはわかるけど、ここは我慢して…耐えて身を引くのも一つの勇気…」
コナン君ヒントの通り高木刑事は自信満々に解いていく
マイナスドライバーを持ったコナン君によって謎が解かれていく
逃げ出そうとした犯人に麻酔針を打って一件落着だ
この男が後日語った犯行の同期は、世間を騒がせて注目を浴びる事…
平々凡々な毎日に刺激を求めていたそうだ…
まぁとにかく、この馬鹿な目立ちたがり屋の犯行は、最後にちょっとだけ米花署付近を騒がせて…こっそり幕を閉じた…
「これで歩美ちゃんも狙われなくてすみますね!」
「平気だよ、狙われたって!」
「「え?」」
「コナン君が守ってくれるから♡」
『モテモテですね〜』
「おいおい、日和〜!」
「もちろん光彦君も元太君も哀ちゃん、日和ちゃんも頼りにしてたもん!全然平気だったよ!」
「ごめん…私、ちょっと用があるから…バイバイ…」
File131 ~ ブラックインパクト!組織の手が届く瞬間~→←File129 ~ お尻のマークを探せ~
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作者名:小日向そーご | 作成日時:2020年9月24日 20時