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File122 ~黒の組織と真っ向勝負  満月の夜の二元ミステリー~ ページ25

朝起きると、零さんは出かけたのかいなかった
熱を測ると下がっていたのでもう動いてもいいだろう



プルプル



ん?ヒロ兄から電話?
何かあったのかな…?



『もしも「A!」どうしたの?そんなに慌てて』



「A宛に手紙が届いてたんだけど…差出人の名前に引っかかって中を見たんだけど…手紙が二枚入ってて、一枚は”九ノ瀬Aで書かれてるんだけど、もう一枚に”安室日和”って書いてあるんだよ…」



『______それで、差出人の名前は…』




Vermouth…(ベルモット)




Vermouth…(ベルモット)______ありがとう!新ちゃんに電話してくる!』




「気を付けろよ…」




『新ちゃん!』



「Aか、今ちょっと手が離せねぇからメール見てくれ!」




あ、きれた…




なに…ここに向かってくれってことね…




向かったのはいいけど人の車に無断で入るのは…



寝足りなかったのかな…寝てしまってた…





「大丈夫…これから会いに行くDr(ドクター)。とってもとっても優秀ね!風邪なんかすぐに治って…楽〜になりまーすよー!」




ギャウ ギャギャ!!





あぶな!声をあげそうになった…ジョディさんの運転荒いのよ…




Oh(オー)どーしたんですかー?Dr(ドクター)新出!」




「それはこっちのセリフです!!その子をどうするつもりですか!?」





No No(ノーノー)!ちょっとドライブしてただけね!私、あなたと違って____とってもとっても暇ですからー…」



「暇?」



Dr(ドクター)新出、もうすぐ殺人事件の裁判ね!ちゃんと証言しなきゃいけませーん!本当は______お手伝いのひかるさんが引き金を引いて…あなたの父親(ファーザー)を殺した事を隠してね…」




「ひかるさんが引き金?」



「とぼけてもダメね!私、毛利探偵にこっそり本当の事聞きましたー!」



「何を言っているんですか!?あの事件の犯人は、僕の義理の母…それに死因は感電死、拳銃なんかじゃありませんよ…」



これは新ちゃんが言ってた事件の…

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設定タグ:名探偵コナン , 愛され , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:小日向そーご | 作成日時:2020年9月24日 20時

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