File113 ページ16
目暮警部達が奥から走ってきた
「おー!やっぱり君らだったか!だが、中に入るのをよくぞ我慢した!さあ、後は我々に任せて!」
「何ゆうてんねん!もう、すっかり調べてもうたで!」
「写真もいっぱい撮りましたー!」
目暮警部は目を丸くしている。部屋の中の様子を見た警部は鍵がかかっていたため密室…ジ殺で決まりと言った
私たちもはじめはそう思ったんだけど…
「高井さんが飛び降りたこの寝室の…あの窓のカーテンを見るまではな!」
窓は全開だった。カーテンは引っ張られてレールがゆがんで、フックが2、3個外れている。これは落ちそうになって慌ててカーテンをつかんだ証拠だと思う。それを平次君が目暮警部に説明している
「
「し、しかし先生…どうしてあんたがここに…」
「私の部屋ここの隣でーす!遊びに来たその3人と食事に出かけようとマンションの外へ出た時に、高井さんが落ちてきたわけねー!」
「それでわかったのかね?密室殺人の謎は…」
平次君が目暮警部に謎が解けていないことを説明してる時に肩をたたかれた
「顔赤くなってるぞ…熱か?」
新ちゃんは私のおでこに手を当てて体温を確認した
「熱いじゃねーか…いつからだ?」
『今日コナン君に呼ばれた時は普通だったんだけど…外で待ってる時かな…?』
新ちゃんは上着を脱いで私の肩にかけてくれた
「ジョディ先生!日和熱出ちゃったみたいでさ…お部屋のベット借りてもいい?」
「いいですよー!連れて行きまーす!」
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作者名:小日向そーご | 作成日時:2020年9月24日 20時