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数分後、用意ができたジョディさんと下に降りた
「でも驚きまーした!クールキッド達にこんな外国人の友達がいたなんて…」
『外国人?』
「
「アホ!大阪弁は立派な日本語じゃ!!」
「オオサカベン?駅弁の仲間ですかー?」
だめだ…笑い堪えれない…
『クククッ』
「あ、あのなぁ先生…そこ!笑うなアホ」
「なまりだよ!ホラ、アメリカにもあるでしよ?南部なまりとか…」
さっきの女の人が上を向いてマンションの写真を撮っている
カタンっ
突然頭上から携帯電話が降ってきた
どこから落ちてきたのか新ちゃんたちが空を見上げると、その途端男性が目の前に落ちてきた
「即死やな…けどこのオッサン…いったいどっから落ちてきたんや…」
「21階かもしれませーん…この人、私の部屋の隣に住んでる高井サンね…」
「え?ウソ…ウソでしょ高井さん!!」
私達の会話を聞いていた女の人が、死亡したのが高井だと知ると涙を流して彼の死を悲しむが、部屋が密室であった事からジ殺で間違いないと言う
「そうとは…」
「かぎらへんで…」
『見てみなさいよ、この携帯電話! その落ちてきたおじさんのものでしょ?落ちる前までは川上って人と電話してるし、その一分前には仲町って人からのメール読んでたみたいだし…』
「それにや!高井さんが落ちる前、こんな暗い中でマンションの写真撮ってた怪しいオバサンもいてるみたいやしなァ」
「あ、あれは別に…」
「とにかく、話は電話とメール出したその二人と警察をここに呼んでから…ゆっくり聞かせてもらいましょか?」
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作者名:小日向そーご | 作成日時:2020年9月24日 20時