くるん兄弟の妹【ヘタリア】 (ページ2)

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昔の話ページ2

Noside

とある国によく似た兄弟がいました。

兄をロマーノ、弟をヴェネチアーノと言いました。

そんな兄弟の元に女の子が産まれました。

ヴェネチアーノは「この子を守るために僕が北、兄ちゃんが南、そしてAを真ん中にしよう」と言いました。

ロマーノは「別にいいぞ、このやろー」と言いました。

それから女の子はすくすくと育ち、兄たちと同じ位の背になりました。

「ロマ兄、ヴェネ兄、どうしたの？」

女の子は荷物を詰めている兄たちに声をかけました。

南伊「…お前も早く荷物詰めろ、このやろー…」

伊「…兄ちゃん、Aにちゃんと話そうよ…」

南伊「……」

伊「…あのね、兄ちゃんはスペイン兄ちゃんの所に行くんだよ…それで僕はオーストリア。もう決まっちゃったの」

「そんな…僕はどうしたらいいの？」

伊「僕と兄ちゃん…どっちかついて行きたい方に着いてきっ「やだ！！」A…」

「やだ、やだやだ！！」

南伊「…我儘言うんじゃねー、このやろーっ…」

「ロマにっ…」

南伊「…じゃあな」

「う…うわぁぁぁ！！」

伊「わわっ…大丈夫だよ…！僕と一緒に行こう？」

「ぐすっ…うっ…ロマ、兄…うぇぇ…」

伊「…！あ、オーストリアさんが来たよ、行こう？」

「……(ｺｸﾝ」

墺「おや、2人なのですか？」

伊「うん、僕はイタリア。ヴェネチアーノ！ヴェネって呼んで！この子は僕の妹のA！」

墺「私はオーストリア。よろしくお願いします」

そう言って2人をオーストリアへ連れていきました。

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昔のAちゃんの一人称は「僕」です。