第38話 ページ42
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そう言ってオールマイトが出したのは、1つの箱。ただ、このクラスは21人だ。誰か1人が余るはず…
「(まあ、21分の1だしね。そう当たらんでしょう、私もさっさと引〜こうっと)」
はい出ました当たり引いちゃうヤツね!!!!
「21分の1当てるとかどういう運の強さじゃああああい!!!」
「瞬お前1人かよ!」
「あら、Aちゃん1人?」
「梅雨ちゃん…切島君…私はもうおしまいだ…このままぼっちで終わるんだ…皆頑張っでね"え"……」
どこから出したのかも分からないハンカチを噛み締め、シクシクと泣きながら言うと、オールマイトが話しかけてきた。
「おっと、当たりを引いたのは瞬少女だったか。そういえばこのクラスは21人だったな…
よし!!瞬少女、私と一緒にやってみないかい!?」
…………。
『えええええ!!?????』
え、ペアですよね?ペアですよね?まさか1対1とかないですよね?え、サシ!?無理絶対無理!!!
「もちろん、1体1!1on1だね!!」
「いや、無理ですよ!私死んじゃいますよ!?」
「そうだぜ先生!いくら瞬が瞬間移動の個性だからって…」
「…いえ、この戦闘において、瞬さんの個性は、正に必勝ですわ」
「何を言っているのかな百ちゃん!??」
いやいや、いくらなんでも無理よ!?確かに核の存在を視認出来れば、タッチするのなんて余裕だけど、絶対それまでにオールマイトに捕まっちゃうよ私!!
「そんなわけで、瞬少女!どうだい?勝ったにしろ負けたにしろ、いい経験になると思うよ!!」
「ええ…え、っと、私は…」
確かに、こんな機会はそうそう無い。でもだからって、いきなり
「(うう、どうしたら…)」
「俺のチームに入れます。」
「…轟君?」
「流石に入学初日でプロヒーローと戦うなんて無理がある。怪我をすることはほぼ確定だ。
2対2が2対3に変わったってそう大差ないだろ。文句があるなら、相手側にハンデを与えればいい」
『(ず、ずっと黙ってたやつが急にめっちゃ喋ったーーーーーー!!!)』
轟君、もしかして…
助けてくれた……?
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海老(プロフ) - マリさん» ありがとうございます！明日でテストが終わるので、これからどんどん更新していこうと思います。楽しみにしていてくださると幸いです(*^^*) (2018年9月5日 0時) (
レス) id: d79671d04f (このIDを非表示/違反報告)
マリ(プロフ) - とても面白いです！今後の展開楽しみにしています！ (2018年9月4日 23時) (レス) id: 8381fae561 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海老 | 作成日時：2018年9月1日 20時
