第33話 ページ37
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「私、八百万百といいますわ！
それで、その…先程のあなたの50m走を見て、大変驚きまして！」
良ければ、お名前を教えて頂けないかしら！
そう今にも恥ずかしさで飛んでいきそうな顔で私を呼びかけた相手は、八百万百ちゃんというらしい。にしても、なんか超プリプリしてんなあ……くそ可愛いな、口調的にお嬢様かな、とりま万歳。
「初めまして！瞬Aです！
よろしくね、百ちゃん」
「は、はい！
あの…、他にも教えて頂きたいことがあるのですけど、よろしいかしら？」
「うん、いいよ〜なんでも聞いといで」
なんていうのかな、綺麗系？見た目は見目麗しうって感じなんだけど、話してみると、意外に可愛らしいところもあるっていうか。うん、ギャップ最高だね、もう溢れ出るいい子さ!!是非仲良くならせて頂きたい八百万百ちゃん!!
「あの、瞬さんの先程の個性のことなんですけれど…あれは一体、どういう個性なんですの？」
「ああ、あれ？
あれはね、”瞬間移動”!私の個性は、見える範囲にある場所にテレポートすることが出来るんだよ〜」
成程、と、納得したような顔をした百ちゃん。…よし、
「あのね、八百万さん!」
「はい!」
「良かったら、私と友達になってくれないかな！」
私の、高校初のお友達第1号になってくれないかな？
「っはい！私で良ければ、こちらこそですわ!」
「うおお〜ありがとう!!!
あ、そうだ、よかったら名前で呼んでもらえないかな？私も百ちゃんって呼ぶから!」
「は…、ええ!これからよろしくお願いしますわ、Aさん!」
イェス!!高校初のお友達イェス!!!いや、一時はどうなるかとも思ったけど、こんな可愛い子と友達になれるなんて……!!!フッフォォオオオオオ私の高校生活薔薇色よおおお!!!!!
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海老(プロフ) - マリさん» ありがとうございます！明日でテストが終わるので、これからどんどん更新していこうと思います。楽しみにしていてくださると幸いです(*^^*) (2018年9月5日 0時) (
レス) id: d79671d04f (このIDを非表示/違反報告)
マリ(プロフ) - とても面白いです！今後の展開楽しみにしています！ (2018年9月4日 23時) (レス) id: 8381fae561 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海老 | 作成日時：2018年9月1日 20時
