美男美女は忙しい。 (ページ2)

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それから彼
ではなく、キム・ジョンインは妖美な笑を浮かべて去って行った。

いてもたってもいられず猛ダッシュでスジョンの所へ来たのだけれど…。

SJ「あ、A！！
あんたはほんとに！」

え、何かガチギレしてる？汗

「ままま待ってスジョン！
私も何が起こってるのかさっぱりなの！
こっちが教えて欲しいくらいで…

SJ「なに？覚えてないの？」

「え、うん？
熱あってボケっとしてて保健室行こうとしたけどお腹すきすぎて購買に行った所まで覚えてる。」

SJ「また重大な部分を綺麗さっぱり消し去りやがって」

「すみません…」

SJ「「あ、爆弾おにぎり！」って叫んで走って行ったかと思えば人にぶつかって押し倒して挙句の果てには襲ってたわよ。」

「襲ってって…ただのキスでしょ！？」

SJ「だって相手があのキム・ジョンインじゃん。襲うだよ、おーそーうー」

「だぁー！もうわかったから！」

SJ「んで、あの後２人して消えてったけど何があったのよ？」

「ニヤけんな気持ち悪い。」

SJ「吐け吐けぇ～～」

腕をツンツンしてくるスジョン。

「いや、私思ったんだけど。
キム・ジョンインって天使ではないと思う。
あれは悪魔だね。あの笑は。
天使の裏は悪魔だったんだわ。」

JI「だぁ～れが悪魔だって？」

「へ？」

JI「ごめんね、この人、借りてもいいかな？」

突然現れたキム・ジョンインはスジョンにそう言った。

SJ「あ、もちろん。」

即答かよ！
親友を売るんか！

JI「ありがとうスジョンさん。」

天下一品の天使スマイルのキム・ジョンインはそう言って私の腕を引く。