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「ねぇ、そんな事より早く投稿者見つけた方がよくない?」
凛ちゃんの声で我に帰る。
そうだ、犯人を見つけなきゃ
今度は本当に誰かが死ぬかもしれない。
「でもこいつガチの変態だよ?」
「こんなやばい投稿バレたら生きていけないね」
"あの女をめちゃめちゃにしてやりたい"
"あいつが苦しむ姿を見ると興奮する"
ひどい言葉達が連なっている。
こんなことを書かれて澪奈はどんな気持ちだったんだろう。
「しかも偽の動画なんて流して、ホント最低だよ。」
確かにその通り。最低だ。
だけど、その動画を鵜呑みにして、澪奈を虐めていた私達はきっと、もっと…。
"あの女を学校から自宅まで付け回した"
"あの女の水着を切り裂いてやった"
気持ち悪い…
澪奈のこと、好きだったのかなこの人は。
でも、好きなのになんでこんな澪奈を傷つけるような事をしたんだろう。
「ねぇ...それ誰から貰ったの?」
ふと、香帆がさくらに問いかけた。
さくらが手にしていたのは、ハンカチかな。
「澪奈から...」
その言葉を聞いたか香帆は駆け出して行った。
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かぜすん(プロフ) - ソラさん» ううううソラさんの作品昨日夜中に読んでました(;_;)ドラマとは違う里見くんにトゥンクしてます…ソラさんの作品も楽しみにしています! (2019年2月26日 23時) (レス) id: e4de384fc3 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 里見くんの小説、楽しみに待っております! (2019年2月26日 15時) (レス) id: 06b27bfe9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かぜすん | 作成日時:2019年2月25日 23時