４１話 わりかし今どうでもいいことを聞くね ページ7
全−麗・心「無限！？」
どうも、今ボール投げの麗日がやったとこだよ。
俺の記録？聞かないでくれ、デモンストレーション時とあんま変わらん
緑谷はこれまで個性を使っていない。恐らくだが、個性がまだ扱え切れず玉砕になるんだろう。握力時一瞬使おうとしていたが、使わずじまいだった。
鍵「ねえねえ。あの緑くんの個性どんな個性なの？」
心「んー、…何だろうな」
少し考えたが、分からなかったようで的外れな答えがかえってきた。
鍵「ちょっと、同じ中学でしょ？」
困ったなと言うような目線はやめてくれ
心「俺だって、出久の個性見るの始めてだよ？」
だってオールマイトの個性知らんしと、喉元まで、でかかった。
飯「緑谷君はこのままでは、不味いぞ」
爆「たりめえだろ？無個性の雑魚だぞ？」
飯「な、彼が入試時に何を成したか知らんのか？」
近くでそんな会話が聞こえる。その声は本人に届いているのか、どうか。思い詰めた顔をしている
心(頑張れ、出久)
やろうとした、その瞬間だった。目の色が変わる人物がいた
−46メートル
緑「え？」
訳が分からないというように戸惑う緑谷と、この現象を一発で見抜いた人物がいる
心「イレイザー、ヘッド」
鍵「ん？」
人使につられて、鍵次も横を見る
相「…つくづく、あの入試は合理性に欠くよ。お前のようなやつも合格できてきしまうのだから」
ゴーグルでやっと緑谷も気づいたようだ。
緑「あのゴーグル、抹消ヒーローイレイザーヘッド！」
上「イレイザー？」
蛙「聞いたことあるわ。アングラ系ヒーローよ
」
鍵(会ってたよ！流石人使)
少し半信半疑だったのだろうか、驚かれた
隣の彼ならきっと少しの事だけでどんなヒーローでも当ててしまう。それぐらいのデータ収集能力に長けていた。、家にも人使専用の書庫があるくらいだ。もちろん全て暗記している。
相「見たとこ。個性が制御できないんだろ？」
出久は反応する。
相「また行動不能になって誰かに助けてもらうつもりだったのか？」
人使はなぜか反応した。
心(また？…入試か)
そこからは聞こえはしなかったが、出久の雰囲気は何となく変わった気がする。
鍵「何故に相澤先生目薬？」
心「あの人、ドライアイだから」
鍵「なる程」
人使はやっぱり何でも知ってる
心「わりかし今どうでもいいことを聞くね」
鍵「そう？」
敵に弱点でつかれそうだけどさ
心「うん」
それ以上に今どうでも良さげなので苦笑いの他無かった
４２話 相澤先生の個性。抹消、個性を消せる→←４０話 入学式、会ったんだな
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作者名：通りすがりの某氏 | 作成日時：2017年11月9日 21時
