７２話 そりゃ、運動関係で勝負すりゃ良いのに全部それ以外だからだろ ページ33
−次の日
相「今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイト。そして、もう一人の３人体制で見ることになった」
緑(なった？特例なのかな？)
心(十中八九昨日のあれだな)
瀬「はーい！何するんですか！？」
相「災害水難何でもござれ、人命救助訓練(レスキューだ)！！」
何処からともなくカードが出てくる
一気に教室が騒がしくなる
心(人質救助とかもあんのかな？)
鍵(さあ？それは流石に無いんじゃないかな？)
相「おい、まだ途中」
ピタッと静かになる
相「今回、コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな」
相澤先生がリモコンを押すとこの前のようにコスチュームが出てきた
相「訓練上は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく。以上、準備開始」
心(救助訓練…救助訓練か…)
人使はまだ、席についていた
鍵「人使？行かないの？」
心「…行くよ」
昨日の言葉を思い出しながら
−
川「人使、封印を使うか使わないかは自由だけど、そろそろ使わなきゃいけないときが来ると思うよ」
心「…覚悟はしておくよ」
−バス前
鍵「張り切ってるね眼鏡君」
心「その名前覚えらんない癖、何とかならないのか？」
鍵「んー、努力はするよ」
心「でも俺、あれは意味無い気がするんだよな…はっきり言って」
鍵「何で？」
心「だって飯田が想像してるバスの構造と、実際のバスの構造、違う気がするからな」
…少しの間沈黙が流れる
鍵「マジで？」
心「んー、13号さん知ってるよな？」
鍵「うん」
心「あの人が飯田が想像してるバスでつっかえずに乗ることができると思うか？コスチューム着たまま」
鍵「あ、…難しいだろうね」
心「そうゆうこと」
鍵「成る程ね、人使は言ってあげれば良いのに…」
心「あれはあれで、努力の１種じゃないか…空回りだけど」
鍵「…まあ、ね」
遠巻きに苦笑いで見ていた
−バス内
飯「こういうタイプだったか！」
麗「ドンマイ」
二人は後でのんびりしてる
上「個性っていやーお前等の個性って結局どんなやつなの？心操ズ」
鍵「ん？俺ら？」
心「せんのー」
鍵「俺はそれプラス解放」
上「個性２個持ちかよ！そりゃ、強いわけだわ！」
鍵「俺はまだまだだよ、人使に１回も勝ったこと無いしね」
苦笑い混じりで答える。
因みにただ今通算2054勝負中1953敗101分けである
心「そりゃ、運動関係で勝負すりゃ良いのに全部それ以外だからだろ」
７３話 雄英の教職員ってやっぱ自由だよな→←７１話 人使はきっと、前に進めてない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：通りすがりの某氏 | 作成日時：2017年11月9日 21時
