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｢レモンちゃ〜〜ん！！｣
｢うわぁ…うう〜…｣
ドット君とフィン君は2人してマッシュ君にしがみついた。
ここまで一切表情を動かさないマッシュ君、流石です。
マッシュ君筋肉量凄いのに表情筋だけ死んでるんじゃない？
｢落ち着け、これは魔法だ。｣
｢ディスクロズ｣
ランス君が呪文を唱えると、床に扉の様な形を型どった白い光が現れ、文字が浮かび上がる。
｢なんだ？こりゃ。｣
｢と、扉…？｣
『床に扉が付いてるね…』
少しして扉は完全に姿を現した。
｢俺の力では扉の姿を晒すまでが限界だ。｣
｢扉の鍵を開けるにはまた特別な魔法が…｣
ランス君でさえも扉を開けることが不可能だなんて…
『ランス君以上の魔法使いがいるって事…』
｢マシンガン エクスプロム！｣
ドット君がすかさず固有魔法で扉に攻撃した。
あれだけ強い威力の魔法でも、扉には傷ひとつ付いていなかった。
｢クソッ！びくともしねぇ。どうすりゃいいんだこんなの！？｣
するとマッシュ君が廊下の端に置いてあった騎士の置物を担いで持ってきた。
｢お、おい…｣
｢マッシュ君？｣
『そんなの、何に使うの、』
マッシュ君は置物から剣を取り、置物を床に横たわらせた。
｢フン。｣
マッシュ君は扉の傍でしゃがむと、拳を床に叩き付ける。
そして衝撃で跳ねた扉の隙間に剣を差し込んで、置物を支点とした。
これはてこの原理…いやいや待て待て待て。
拳だけで扉跳ねるんならもうそれで良くないか？？
それだけでも頭混乱するのに…。
マッシュ君は剣の柄の先、力点となる箇所を勢いよく踏んだ。
てこの原理が働いた扉は一瞬でぶっ壊れ、何枚もの天井を貫いて飛んでった。
…いやもう意味わかんない。
え学校壊れちゃったよ。
隠密に行動してたのにもう水の泡じゃん。
てかどんだけ力込めたらあんな吹っ飛んでくんだろ…
｢扉を無理やりてこの力で…｣
｢こいつもう、何でもありだろ…｣
『頭良いのか悪いのか…。』
｢レモンはこの中にいる。そして恐らく…七魔牙もな。｣
ランス君は扉の先にあった地下へと続く階段の先を見つめた。
やっぱり、この先から呪力を感じる。
七魔牙と呪霊、何か関係が…？
というか目的地が同じだと、皆を巻き込んでしまう可能性もある。
困ったな。
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夜野(プロフ) - アリガトウ！！！！！さん» コメントありがとうございます嬉しいですー！！思い付きで書きましたが楽しんで頂けると幸いです！ (4月6日 22時) (
レス) id: 69963d8916 (このIDを非表示/違反報告)
アリガトウ！！！！！ - コレ、見たかったヤツだぁ〜♪呪術とマッシュルのコンビ探してたんだよねぇ〜！あざす！ (4月3日 17時) (レス) @page17 id: 77321a7683 (このIDを非表示/違反報告)
夜野(プロフ) - あやなみ。さん» コメントありがとうございます！更新頻度あげられるよう頑張りたいです🫡 (3月25日 21時) (レス) id: 69963d8916 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - 夜野さん» 続編おめでとうです！これからも頑張ってください！ (3月25日 8時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
夜野(プロフ) - ちはねこさん» コメントありがとうございます！ちはねこさんの期待に応えられたなら幸いです🥹これからも皆様に楽しんでいただけるよう頑張ります!! (3月22日 0時) (レス) id: 69963d8916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜野 | 作成日時：2024年3月20日 23時
