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「てか、寮とか分かれてたんだ。」
『え、今更…?』
「分かれてただろ、普通に。」
「一応寮分けは、入学してすぐにあったけど…」

「あ〜、そういえば…」

と、マッシュ君は寮分けの回想をした。


もしかして、急にあの馬の骨がシュークリームについて語り出して饒舌になってたのは、マッシュ君の思想を読み取った結果だった…てこと?

「シュークリーム好きはアドラ」なんて言って。
その時ほんとにここ魔法学校か疑ったよね。


「あったな、そんなこと。」






「レアンの中枢、七魔牙(マギア・ルプス)は、この学校でも指折りの7人組だ。あの眉ピアスもその下っ端かなんかだろう。」
「奴らは神格者の人選を操作するために、コインを片っ端から集めている。」

「コインを持ってるお前はレアンとの接触は避け、出来るだけ寮の奴らと行動しろ。」
「じゃあ、そうしよ。」


マッシュ君、ほんとに大丈夫かな。

七魔牙(マギア・ルプス)か。
よく分からないけど、きっと私の目的とは関係ないだろう。

呪物の捜索の為ここに入学した訳だけど、なんか色々な事に巻き込まれてる…?

でも、みんなこんな私にも優しくしてくれるから、ここにいる間だけでも皆の為になる事をしよう。
何か手伝えることがあればいいな。



皆と一緒に雑談でもしながら、学校に戻っている最中。
バンダナ君は少し後ろからレモンちゃんの事をチラチラと見ていた。

これはやはり…落ちたな。
あ、そうだ。


『ちょいとそこのバンダナ君や。』
「え、俺!?どうした?」


私はバンダナ君にも反転術式を施した。
あー、もう呪力空っぽだ。


「え、いいのか?ありがとな!」
『マッシュ君にもやったからね。』
『それと…レモンちゃんには好きな人がいるから、落としたいならかなり頑張らないと。』


バンダナ君に耳打ちで周りに聞こえないように伝える。


「エッ何で、!?」
『はは、バレバレだよ。イケメンを世界から消す前に、君自身が魅力を身につけないとね。』

『まあ、誰かの為に体を張れる君はかっこいいと私は思うけどね。』
「え。」


立ち止まったバンダナ君を私は置いて歩いた。
後のことは知らん。

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夜野(プロフ) - アリガトウ!!!!!さん» コメントありがとうございます嬉しいですー!!思い付きで書きましたが楽しんで頂けると幸いです! (4月6日 22時) (レス) id: 69963d8916 (このIDを非表示/違反報告)
アリガトウ!!!!! - コレ、見たかったヤツだぁ〜♪呪術とマッシュルのコンビ探してたんだよねぇ〜!あざす! (4月3日 17時) (レス) @page17 id: 77321a7683 (このIDを非表示/違反報告)
夜野(プロフ) - あやなみ。さん» コメントありがとうございます!更新頻度あげられるよう頑張りたいです🫡 (3月25日 21時) (レス) id: 69963d8916 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - 夜野さん» 続編おめでとうです!これからも頑張ってください! (3月25日 8時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
夜野(プロフ) - ちはねこさん» コメントありがとうございます!ちはねこさんの期待に応えられたなら幸いです🥹これからも皆様に楽しんでいただけるよう頑張ります!! (3月22日 0時) (レス) id: 69963d8916 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜野 | 作成日時:2024年3月20日 23時

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