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コンビニから一歩も出たくない。
でも仕事に遅刻するのはヤバイ。
でも大ちゃんといたい。
「俺が払うよ」
「いいって!!」
「ほら、甘えなさい笑」
「じゃあお願いします笑」
大ちゃんに車のキーを渡されて車で待機する私。
いや、大ちゃん遅くない?!
「いやー、ごめん。行こっか」
「うん、大ちゃん、すぐそこなの」
「え、あーそうなの?」
ダメ!!泣くな私。
「っ、」
あー、だから泣くな!!
私は涙が止まらなくて大ちゃんに見られないように顔を背けた。
「ここ!!ごめん、ありがとう」
「A、はい。コンビニの」
「ありがとう。」
「それと泣いたでしょ。泣くな!!」
やっぱり気づいてたんだ。
「うん(涙)」
最後に伝えていいのかな?これ
「大ちゃん、」
「ん?」
「私、大ちゃんの彼女になれてよかった。大好き。だから雪さんのところいかないで」
「っ、行かない。俺もAの彼氏でよかった。大好き!!だから大丈夫」
「ん、じゃあありがとう。頑張って」
「Aもね!あっ!!」
大ちゃんは急に大声を出した。
「ちょ、職場近いのに」
「ごめん、何でもない」
なんだそれ。
私は半場あきれながら笑って大ちゃんにキスをした。
「大ちゃん、またね」
「うん、///」
照れてるとこも可愛いなぁ笑
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作者名:aritapi | 作成日時:2021年3月19日 4時